2026年9月の宿泊記 / バンコク・ランスアン
シンドーン ケンピンスキー バンコク宿泊記
洗練された色気のあるホテルに惹かれ、スタッフの素晴らしさにはさらに驚きました。
実泊レビュー · 招待宿泊 · 2026年9月 · 2泊 · Executive Suite King · 606号室 · 95㎡
招待内容の開示を見る01 / 24 滞在時撮影写真
01 / 24 滞在時撮影写真

2026年9月、Executive Suite Kingの606号室に2泊3日滞在しました。2か所で朝食を取り、3つのレストランとFirefly Barを訪れ、プール、フィットネス、ハマムも体験。客室選びで知っておきたい違いから、各店のおすすめ料理、小さな備品のブランドまで、自分で撮影した520枚の写真とともに紹介します。
シンドーン ケンピンスキーは、2020年10月に開業した全274室のホテルです。バンコクのランスアン地区にあるSindhorn Villageに位置し、庭園とウェルネスを中心に設計されています。基本カテゴリーのGrand Deluxeでも66㎡。建築はPlan Architect、内装はP49 Deesign & Associates、ランドスケープはP Landscapeが手がけました。
宿泊
2026年9月18–20日 · 2泊3日
客室
Executive Suite King · 606号室 · 95㎡
取材
自ら撮影した写真520枚 · ほかに2室を見学
招待内容
ホテル招待による宿泊 · 飲食・ウェルネスの取材を含む
実際に泊まって分かったこと
このホテルで最も素晴らしかったのは、スタッフの皆さんです。
95㎡のスイートに2泊。自ら撮影した520枚で、客室11カテゴリーと参考料金、食事、プール、ハマムを紹介します。総合9.8点とした理由と、二つの惜しい点も詳しく。
私がホテルを開くなら、スタッフには一度このホテルを体験してきてほしいと思います。それほど、一人ひとりの対応に驚かされました。車のドアを開けて荷物を受け取るところから、チェックイン、客室案内、レストラン、スパ、最後のお見送りまで、誰もが自分の仕事をよく知るプロに見えました。親切なのに気を使わせず、どこにいてもくつろげました。
ホテル自体も、私の好みにぴったりでした。大きなアーチ、ガラス張りの空間、ブラックの内装は、壮大でありながら色気があります。それでいて客室は温かく、居心地がよいのです。95㎡のスイートでは寝室のドアを閉めてぐっすり眠り、起きている間は主にリビングのソファで横になっていました。窓際のデスクで仕事をしながら顔を上げると、バンコクが見えます。あの場所を、そのまま自宅にも持って帰りたくなりました。
庭は少し歩くつもりが、気づけば1時間ほど過ごしていました。夜はプールの水に浸かりながらバンコクの夜景を眺め、その時間がたまらなくロマンチックでした。ハマムも次回、必ずまた受けたいです。レストランはBistrot De La Mer、Flourish、Ki Izakayaから一つだけと言われても選べません。3店とも、もう一度行きたいです。よかった場面を思い返すたび、行く先々で温かく迎えてくれたスタッフの顔も浮かびます。
総合評価
9.8 /10
SuiteVerdict評価ランク
SV Exceptional
2泊の実泊 · 自ら撮影した写真520枚
項目別評価
よく眠れたか、浴室は使いやすかったか、食事やサービスはどうだったか。実際に体験したことを項目ごとに評価しました。総合9.8点には、エレベーターの遅さや客室のスピーカー設備への不満も反映しています。項目別の点数を単純に平均した数値ではありません。
総合評価
9.8 /10
SuiteVerdict Seal
SV Exceptional
実際の宿泊に基づいて評価し、基準を満たした場合にSuiteVerdict Sealを表示しています。
睡眠
10.0
表面は柔らかく、その下で体をしっかり支えるベッドでした。枕の高さも心地よく、シーツにも包まれるような安心感がありました。寝室のドアとカーテンを閉めれば光も音も気にならず、眠りに落ちたことを覚えていないほど、ぐっすり眠れました。
浴室・アメニティ
10.0
洗面台が二つあっても広々とした浴室に、独立したシャワー室と大きなバスタブを備え、水圧、お湯、排水も良好でした。ディプティックが気に入り、持参したシャンプーは使いませんでした。大判タオルは、帰宅してからも買える場所を探したほどです。
客室の使いやすさ
9.5
リビング、寝室、ドレッシングルームを分けて使えるのが快適で、窓際のデスクはそのまま自宅にも置きたいと思いました。照明の操作は簡単で、Wi-Fiもよくつながり、冷房も静かです。ただ、リビングや浴室で使える持ち運び式、または専用のスピーカーが欲しかったです。
静けさ・プライバシー
10.0
廊下では自分の足音もあまり聞こえず、寝室ではスタッフのノックに気づかないほど静かでした。今回の滞在では、窓際やバルコニーでも周囲の視線が気になることはありませんでした。
プール・ウェルネス
10.0
25mのプールで朝晩泳ぎ、設備の整ったフィットネスでも運動しました。サウナと冷たい部屋を行き来し、温熱チェアで休む時間もよかったです。特に夜のプールとハマムは、次回も外せません。
朝食
10.0
Flourishの点心やパン、マンゴースティッキーライスもよく、ラウンジのホタテのベネディクトやフレンチトーストもまた食べたいです。眺めを楽しみながら席で注文できるラウンジのほうが、少しだけ私の好みに合っていました。おいしくて追加注文もしました。
サービス・館内移動
9.8
車のドアを開けてもらったときから、チェックイン、客室案内、レストラン、スパ、最後の挨拶まで、スタッフの対応は本当に最高でした。ただ、エレベーターは人が少なくても遅く、館内を移動するときにもどかしさがありました。
滞在の価値
9.8
ホテルの招待で客室を提供されたため、自分で支払った宿泊費に対する費用対効果の評価ではありません。スイートで休み、仕事をした時間から、2か所の朝食、3つのレストラン、散歩、プール、ウェルネスまで、今回の滞在への満足度を評価しています。
立地・周辺環境
10.0
ホテルへ向かうランスアン通りから整った街並みが気持ちよく、庭からVelaaへは少し歩くつもりで出たのに、1時間ほど過ごしました。普段は好きなルンピニー公園へ行くことも思いつかないほど、ホテル周辺を歩くだけで満足できました。
再訪したい度合い
9.8
エレベーターはもう少し速くなってほしいですし、リビングや浴室でも音楽を気軽に楽しみたいです。それでも、またこのスイートに泊まり、3つのレストランを訪れるつもりです。温かく挨拶してくれたスタッフにも、もう一度会いたいです。
こんな滞在を望む方におすすめします
- リビングと寝室が分かれた広い客室でくつろぎ、仕事をする場所も別に確保したい方
- プールや庭の散歩、スパ、食事まで、ホテルでゆっくり楽しみたい方
- 素晴らしい施設と同じくらい、スタッフの対応や温かなもてなしを大切にする方
予約前に知っておきたい二つの惜しい点
- 人が少ないときも、エレベーターは私には遅く感じられました。館内をすばやく移動したい方は、知っておいたほうがよい点です。
- リビングのソファで横になるときも、バスタブに浸かるときも、音楽を楽しみたかったです。持ち運べるBluetoothスピーカーか、リビングと浴室専用のスピーカーがあれば、さらによかったと思います。
外観・ホテルの成り立ち
堂々としたホテルを想像していましたが、ここまで色気があるとは
大きなアーチは雄大で、黒と曲線には色気がありました
遠くからでも、大きなアーチとその上にそびえる客室棟に圧倒されました。近づくと今度は、滑らかなコンクリートの曲線、背の高いガラス、その向こうの黒いフレームに目を奪われます。雄大なのに洗練されていて、何より色気がある。大きなホテルは数あれど、ここまで私の好みに合うところはそうありません。入口からこの調子ですから、ロビーへの期待も膨らみました。
シンドーン ケンピンスキー ホテル バンコクは、ランスアンとソイ・トンソンの間に広がるSindhorn Villageにあります。開発会社Siam SindhornとKempinskiがタイで共同展開した2つ目のホテルで、先に開業したSiam Kempinskiとは別のホテルです。庭園とウェルネスを軸に計画されただけあり、大きなアーチの内側にも木が育ち、ロビーからもガラス越しに緑が見えます。
| ホテルの概要 | 内容 |
|---|---|
| 客室営業開始 | 2020年10月 |
| 所在地 | バンコク・ランスアン・ソイ・トンソン |
| 開発地区 | Sindhorn Village |
| 開発・ブランド | Siam Sindhorn / Kempinski |
| 客室数 | 公式274室 |
| 基本カテゴリー | Grand Deluxe · 66㎡から |
| 建築 | Plan Architect |
| インテリア | P49 Deesign & Associates |
| 造園 | P Landscape |
開業時期は開業時の取材、客室数と広さはホテル公式情報およびGrand Deluxeの仕様をもとに整理しました。
取材について: 2026年9月18–20日、ホテルの招待で2泊し、客室と朝食の提供を受けました。本文の体験と写真はこの滞在で自ら記録したものです。食事・ウェルネスの招待プログラムと通常の予約特典は、それぞれの項目で区別しています。
外観・ホテルの成り立ち
あの大きなアーチには理由がありました
建築を手がけたPlan Architectの説明を読むと、大きなアーチは周囲の緑と建物をつなぐための空間でした。建築用語ではヴォールトと呼ぶ、アーチ状の構造です。客室棟で繰り返される奥行きのある四角い枠が、地上では大きな曲線に変わり、木々とガラスを包み込みます。私が惹かれた曲線には、見た目の美しさだけでない役割があったのです。
リードアーキテクトはSinn Phonghanyudh、施工はThai Obayashiです。インテリアはP49 Deesign & Associates、造園はP Landscapeが担当しました。
ホテルが属するSindhorn Villageも大規模です。公式紹介によると、敷地全体は56ライ、約8万9,600㎡、主要な緑地は14ライ、約2万2,400㎡あります。ホテル専用庭園ではなく、周辺を含む開発地区全体の数字です。
外観・ホテルの成り立ち
バンコクの中に、もうひとつ豊かなバンコクがありました
ホテルへ向かう道から、普段知っているバンコクとは雰囲気が違いました。木々は形よく手入れされ、アスファルトも道端もすっきりしています。行き交う人まで落ち着いて見えて、バンコクの中にもうひとつ、豊かなバンコクがあるのだと思いました。静かな高級住宅街を抜けてホテルに入るような感覚です。
車のドアが開いた瞬間から、もてなしが始まります
到着するとスタッフが車のドアを開け、荷物を運んでくれました。予約名を確認した後はレセプションへ。動作ひとつ、案内のひと言まで自然で、接客の教育が行き届いていることが伝わります。車を降りた瞬間から、大切に迎えられていると感じました。
外観・ホテルの成り立ち
ホテルの銘板にある白い点は何でしょう
銘板に近づくと、木のロゴやホテル名の周りに残る白い点が気になりました。タイ芸術局の文化資料に載る図版と見比べると、上に伸びる文様の下に点を並べた「チョーム(เจิม)」の印と同じ形です。チョームは、香りを混ぜた粉で印をつけ、幸運を祈る儀礼。タイでは建物の銘板にもこうした印を残し、よい始まりと繁栄を願います。
玄関や看板を撮っていても、つい大きなガラスに目が戻ります。よほど丁寧に磨いてあるのでしょう。内側のサラと照明がくっきり見えました。横へ回るとガラスの庇を設けた入口があり、庭園側から振り返ると、同じアーチや玄関でもまた印象が変わります。
車の進入路に立つ小さな案内柱には、P・Drop Offの文字と矢印が刻まれています。車で来る場合は、この表示で地下駐車場への道と地上の降車場所を見分けられます。
外観・ホテルの成り立ち
中へ入ると、空気まで違いました
一歩入った瞬間、空気が変わったように感じました。冷房が涼しいというだけでなく、呼吸する空気そのものが心地よく、ほのかな香りも実にいい。外から見た建物も見事でしたが、中で味わう雰囲気はさらに上でした。
誰が手がけた香りなのか調べると、Vibes Labによる2024年の開発記録が見つかりました。ホテルのシグネチャーの香りをマンダリン・クローブ(丁子)・サンダルウッド(白檀)と説明し、アジアの素材をヨーロッパ式の調香で組み立て、インテリアに調和させることを目指したそうです。広いロビーでは空調を使って香りを広げる仕組みも設計したと記録されています。
夜に見ると、ガラスの内側にあるサラと照明がいっそう鮮明でした。昼はアーチと木々に目を奪われましたが、夜は黒いフレームの間から広がる温かな光に惹かれます。よいホテルだとは思って来ましたが、ここまでとは。建物が好みで、香りもスタッフの応対もいい。初日から、ただ者ではないホテルだと感じました。
庭園・周辺の散策
朝食の後に出てみたら、戻るのが惜しくなりました
軽く歩くつもりが1時間に。私の人生TOP 5に入る散歩道です
ロビー階のFlourishで朝食を食べ、軽くひと回りするつもりで外へ出ました。ところが、歩いていると実に心地よいのです。庭園を抜けて周囲の建物や店まで見ているうちに、1時間ほど過ぎていた気がします。少し散歩するだけのはずが、客室へ戻ることも忘れていました。
しかも、1回では終わりませんでした。少し座って休みに出たり、ゆっくり歩きに出たり。2泊3日の間に、この道を5回以上は行き来したと思います。これまで歩いた散歩道の中でも、人生TOP 5に入れたい場所です。レストランから庭園へ直接出られるので、朝食の後に歩き始めるのも簡単でした。
ロビーに座ったままでも、庭園を楽しめます
ロビーにいても、大きなガラス越しに木々と芝生がよく見えます。外へ出ず、この景色を眺めながら休むこともありました。外の空気が恋しくなれば、ドアのすぐ前にある黒いベンチへ移ればいい。庭園を楽しむために身構えたり、遠くまで移動したりする必要がありません。
庭園・周辺の散策
整った芝生と、つい足を止めたくなる黒い装飾
芝生の手入れが本当に見事でした。木の形から道の縁まで整い、私が歩いた範囲では落ち葉やごみも目につきません。遠目にきれいなだけの庭園ではなく、近づいても手が行き届いていることがわかります。
散策路のあちこちには、植物を入れた黒い鳥かご形の装飾があります。丸い屋根と細かな格子は共通しながら、高さや大きさはさまざま。上部や木には縦長の白いガラスランタンを吊るしています。芝生と木々だけでも十分気持ちがいいのに、こういうものまで置かれているから、歩くたびに足を止めてしまいます。
ここでも黒の使い方が巧みでした。茂った葉の間で、ベンチや鳥かご形の装飾の黒い線がくっきり見え、庭園全体が引き締まります。ロビーで好きになった雰囲気が、外まで続いていました。
庭園・周辺の散策
木が長く根を張る場所まで考えた庭園です
造園を担当したP Landscapeによると、庭園の着想源はタイの文学や詩に登場する古い邸宅の庭と、現代的な熱帯温室です。
特にいいと思ったのは、木が根を張る場所まで考えていることでした。中央のSuper Green区画の地下には重い構造物を入れず、土壌の深さを確保。2つのホテルの緑、外の街路樹、敷地内の植栽が自然につながるよう計画したそうです。このプロジェクトはTALA Awards 2021のHospitality Honor Awardを受賞しています。
ホテルの2025年の資料によると、建設前から敷地にあった樹齢約100年の古木3本を保存・移植し、Chevaa Gardenに残しました。落ち葉や厨房の有機性廃棄物は堆肥にして庭園で使っているそうです。新しいホテルを建てる際にも古い木を残した、その姿勢がいいと思いました。
庭園・周辺の散策
暑さより、もう少し歩きたい気持ちが勝ちました
タイの気候ですから暑いはずなのに、暑くて嫌になるより、ここにもう少しいたいという気持ちのほうが大きかったです。ベンチに座っているだけでも空気が心地よく感じられ、気持ちが落ち着きます。バンコクの真ん中にいることを、一瞬忘れるほど。道を進むと芝生の先に水辺とデッキが現れ、思いのほか広い庭園の中で景色も次々に変わりました。
普段はルンピニー公園が好きなのですが、今回はわざわざそちらへ行こうとは思いませんでした。ホテルのすぐ隣にこれほど手入れされた庭園があり、休みたくなればベンチやロビーに座れます。ウェルネスを中心に据えたホテルと聞いていましたが、歩いているだけで本当に心が安らぎました。
庭園を挟んで向かい合う建物
向かい側の、縦長のフレームとガラスの庇が見える建物はKimpton Maa-Lai Bangkokです。建築を担当したのはPlan Associates。シンドーン ケンピンスキーの大きな曲面とは異なる表情ですが、同じSindhorn Villageの緑を挟んで向かい合っています。
散歩道には、The Residences at Sindhorn Kempinski Hotel Bangkokと記された別の入口もありました。ホテルブランドを冠したレジデンスで、庭園を囲む建物のひとつです。ホテルの外へ出ても、清潔で整った雰囲気が続きます。
庭園のそばで食事ができるBotanica Garden Terrace
庭園側の入口では、Botanica Garden Terraceの案内板も目に留まりました。公式資料では、Flourishの室内とつながる屋外の食事スペースと紹介されています。食後に庭園を歩くにも、散歩の途中でレストランへ寄るにも便利な場所です。
当時案内されていたブランチは、2026年9月15日–11月30日、毎日11:00–18:00の期間限定メニューでした。前菜・メイン・デザートを1品ずつ選ぶ3品のコースとノンアルコールドリンク1杯で、1人888バーツ。税金とサービス料を含みます。散歩中に見つけた案内で、私が食べた朝食とは別のメニューです。
庭園・周辺の散策
庭園の先には、Velaa Sindhorn Village
庭園から店の並ぶエリアへ続くのがVelaa Sindhorn Villageです。緑の間にカフェやレストラン、ショップが集まっています。大きな屋内モールに入るのではなく、庇の下の開放的な通路を歩きながら店を見て回る場所です。
設計事務所Architects 49によると、店舗はランスアン通りに沿って約300m続きます。既存の大木を避けるように建物を曲線的に配置し、庭園から店舗まで開放的な歩道と庇をつなげました。ここの造園もP Landscapeが手がけています。
散歩中に見かける案内板を読むと、この一帯のつながりがわかります。Sindhorn Villageと2つのホテルの名前、Chevaa Gardenの入場案内が1か所に記されています。
ホテルの外の店舗も、曲線を描く庇、黒い柱、ガラス越しの照明まで上品でした。通りもきれいで、バンコクの裕福な人たちが日常的に訪れそうな場所だと感じます。訪問時はART OF GIFTINGの販売ブースも開いており、バッグや小物、柄の違うマットを見て回りました。
庭園・周辺の散策
次は食事に来たい店も見つかりました
大きなタイ語の看板が目に入ったのはRongsi Pochanaです。iBerry Groupのタイ・中国料理店で、Velaaの紹介にはシーフード料理も載っています。曲線を描く庇へ近づくと、大きな看板の奥、ガラス越しに高さの違う小さなランプが見えました。店内はどんな空間なのだろうと、ますます気になります。
黒い庇にThat Salt Beef Sandwich Barと書かれた店もあります。ガラス越しのテーブルや照明の向こうにシンドーン ケンピンスキーの客室棟が見え、ホテルからの近さがよくわかります。
今回は見て回るだけでしたが、次はこの辺りの店でも食事をしたいです。少し歩くつもりが1時間ほど過ごし、食べてみたい店まで見つかりました。散策中に残念な点はありませんでした。また来て、もう一度歩きたい場所です。
ロビー・チェックイン
このホテルの黒には、本当に色気があります
ホテルも最高なのに、スタッフはそれ以上でした
アーチに感心しながら入ると、今度は黒を基調にしたインテリアが好みのど真ん中でした。高い天井、大きなガラス、黒いフレームの間に、金色の装飾と花が驚くほどよく似合います。洗練されていて色気もあるのに、冷たくはありません。窓際に座って庭園を眺めているとむしろ心地よく、少し休むつもりの席から、なかなか立ちたくなくなりました。
ロビーの設計はP49 Deesign & Associatesです。ホテルによると、人々が集い、過ごす中心となる場所を目指し、室内の植物が頭上や外の庭園へつながるよう計画したそうです。席の間の花から頭上の植物、ガラスの向こうの庭園へと目を移すと、その意図が伝わります。
2026年のプレスキットに記されたアトリウムの高さは15m。低い座席の上に東屋のような構造物があり、そのはるか上にコンクリートの曲面とガラスが続きます。高さも見事ですが、それ以上によかったのは、この巨大な空間の中にも落ち着いて座れる場所がいくつもあることでした。
ロビー・チェックイン
ロビーでいちばん好きになった、黒いサラ
このロビーで最も気に入ったのは、黒い東屋のようなサラです。重なる屋根の下を金色の模様で縁取り、内側には鳥かご形の照明を吊るしています。格子越しに花や庭園が見え、外から撮っても中に座ってもいい。ホテルを代表する撮影スポットに挙げたい場所です。
サラへ近づくと、屋根に向いていた目が白いラン、黒い格子、小さなランプへと移ります。遠くから形を見ただけで好きになった空間ですが、中の花や照明まで好みでした。どちらを向いても写真を残したくなります。
少し休むつもりが、長居してしまった窓際
私はロビーの窓際に座りました。きれいなガラス越しに庭園がよく見え、椅子も快適で、ひと休みして移動するはずが思ったより長居していました。庭園から室内へ目を戻すと、椅子も一脚ずつ形が違います。丸く包む背もたれ、黒い格子の背、緑の座面を組み合わせ、クッションやテーブル、小さな照明まで席ごとに変えていました。
ロビー・チェックイン
この座り心地のよい椅子は、誰が作ったのでしょう
気になって調べると、バンコクの家具製造・販売会社E.G.G. Enterpriseが、ホテルを2020年のプロジェクトとして紹介していました。公式ギャラリーでも、体を包むアームチェアの背、ループ状の脚、格子の背に繰り返される模様が見られます。私がロビーで撮影した椅子と同じ形です。
空間全体の設計はP49、ここで紹介した家具プロジェクトはE.G.G.が担当しています。E.G.G.の写真は椅子を近くで捉えており、肘掛けの曲線やクッション、脚先の装飾まで詳しく見られます。
木に見える床も、見過ごすには惜しいものでした。SettecentoのVintageコレクション、Oak/Rovere色の47.8 × 47.8cmの磁器質タイルです。イタリアのセラミック業界メディアCeramica.infoは、この木目調タイルがホテルの入口、ロビー、バーの装飾的な床模様に使われたと紹介しています。
ロビー・チェックイン
ピアノを聴きながらでも、会話は楽にできました
ロビーではピアノの演奏がよく、会話もしやすかったです。写真のYAMAHAグランドピアノの周りには、低い椅子とテーブル、植物、小さな照明が置かれています。音楽を楽しめて、必要なときにはスタッフもすぐ目に入る。それでいて、休む時間を邪魔される感じはありませんでした。
チェックインは19階のソファで
到着して最初に案内されたのは、ロビーのレセプションでした。中央の花の後ろにデスクがあり、その上には細く透明な装飾を組み合わせた照明が長く吊るされています。背後の壁の模様や黒いフレームまで、気に入ったロビーの雰囲気によく合っていました。
ここからスタッフに案内され、19階のExecutive Loungeへ。実際のチェックインは、ラウンジのソファにゆったり座って済ませました。
公式案内でも、Executive Loungeは19階のクラブゲスト専用スペースとされ、個別のチェックイン・チェックアウトが特典に含まれます。ロビー階のLobby Loungeとは、名前が似ていても別の場所です。
ロビー・チェックイン
これなら、くつろいでいるうちにチェックインが終わります
天気がよく、ガラスもきれいなので、街の景色が鮮明でした。ソファで眺望を楽しみ、用意された食べ物も見ていると、手続きを待っている気がしません。これなら、チェックインの待ち時間まで楽しめます。のんびり過ごし、キーを受け取ったら客室へ下りればいいのですから。
丸テーブルの周りには背もたれに細い桟を使った黒い椅子、窓際には低いガラステーブルとソファを配置しています。ここの椅子もE.G.G.の公式ギャラリーで確認できます。丸みのある背の桟や四角い背もたれ、肘掛けと脚先の装飾まで、近くから撮られています。
ロビー・チェックイン
ひと口飲んで、タイに来たのだと実感しました
チェックインでいただいたココナッツのウェルカムドリンクは、飲んだ瞬間にタイへ来た気分になりました。冷たく喉の渇きを癒やし、味はすっきりして上品です。縦に溝のあるグラスの下には、縁を縫った四角いコースター。よい景色を眺め、くつろいで飲んでいると、チェックインから丁寧にもてなされていると感じました。
手続きを待ちながら眺めた、ラウンジの軽食
到着時には果物とサンドイッチ、小さなデザートが用意されていました。高さの違うスタンドや小さなグラスに分け、名前を添えてあるので、何が置かれているのか確かめながら選べます。ホテルが案内するクラブサービスの時間は、終日の軽食・ドリンクが10:00–21:00、ハイティーが14:00–16:30、イブニングカクテルが17:30–20:00です。
Watermelon with Feta Cheeseと名づけた小さなグラスは、白いフェタチーズの上に丸くくり抜いたスイカと緑の葉をのせたもの。果物の皿の横でも、赤と白が目を引きました。ひと口サイズに切ったサンドイッチには、Tuna Sandwichと書いてあります。
赤と白の付け合わせは小さなグラスに分け、淡い緑とピンクの花形の菓子は葉を敷いた皿へ。ひと口サイズの軽食にも、色や器まで気を配っていました。
デザートは、名前と見た目を照らし合わせるのも楽しかったです。Cheesecakeは小さな四角い一切れにイチゴとクリームをのせ、Mulberry Macaron、桑の実のマカロンは淡い色の生地から紫のフィリングがのぞきます。Yuzu Pralineは黄色いドーム形、Earl Grey Tea Pralinesは茶色い四角。名札を読めば、形からも見分けられます。
一角には、ナッツとドライフルーツ、クッキー、プレッツェルを蓋つきのガラス容器に入れてありました。手前にトングとスプーンをまとめ、好きなものを自分で取れるようにしています。
ロビー・チェックイン
ホテルも最高なのに、スタッフはそれ以上でした
キーを受け取った後は、スタッフが客室まで一緒に行き、室内の設備を説明してくれました。必要なことは漏れなく伝えながら、長々と引き止められる感じはありません。その後、ホテルのどこでもスタッフ一人ひとりがプロだと感じましたが、最初の客室案内からそうでした。
夜に戻ったラウンジは、ランと小さなランプのおかげでいっそう居心地がよくなっていました。空間がこれほどすばらしいホテルなのに、振り返るとインテリア以上にスタッフの顔が思い浮かびます。本当に優秀な人ばかりを集めたようで、案内を受けていて残念に思う瞬間がありません。ホテルも最高、スタッフはさらにその上。シンドーン ケンピンスキーには、ぜひこの言葉を贈りたいです。
吹き抜け・廊下
客室に入る前から、カメラを向けずにはいられません
色気のあるホテルに、光が温もりまで添えていました
エレベーターを降りて部屋へ向かおうとして、足が止まりました。中央を大きく空けた吹き抜けの周りに何層もの廊下が続き、その線に沿って照明が伸びています。客室への道からこれほど見事だと、素通りはできません。撮っているうちに、デザイナーもここで人が足を止めることを想定したのでは、と思いました。
上下も向かい側も見渡せるので、部屋へ歩く間にも窮屈さがありません。広くしたのは客室だけでなく、廊下と吹き抜けにも惜しまず空間を使っています。部屋と部屋の間にも余裕があり、エレベーターを降りた瞬間から、このホテルの広さを実感しました。
吹き抜け・廊下
廊下の片側を開いた理由
Plan Architectは、客室を片側だけに配置する片廊下と大きな吹き抜けを設計の要点に挙げています。客室の扉と反対側を開き、上部にも丸い開口を設けて、共用部の奥まで自然光を届けました。
ガラスの手すりから視線を下ろすと、直線的な廊下の間に曲線を描くガラス面が目に入ります。その向こうには下の階の室内まで見えます。客室階にいながら、建物の中をこれほど広く見渡せることも、この吹き抜けの魅力です。
下から見上げると、層を重ねたガラスの手すりと明るい天井が一望できます。廊下が交わる角には長い間接照明と小さな天井灯を組み合わせていました。大きな空間なのに光が強すぎず、どこを向いても目が楽でした。
吹き抜け・廊下
照明の使い方が、徹底してうまいホテルです
昼と夜なら、私は夜を選びます。外観で気に入った照明の使い方が、ロビー、廊下、プール、客室まで続きます。特に夜の廊下を歩くと、その魅力がよくわかりました。黒いインテリアは洗練され、色気もそのまま。そこに柔らかな光が加わると、温もりまで感じられます。
壁の上部に長く入れた照明は、近くで見るときと吹き抜けの向こうから見るときで印象が変わります。廊下ではまぶしさを感じさせず周囲を照らし、向かい側からは各階に重なる光の線が建物の奥行きを描きます。部屋へ戻る道まで楽しくしてくれるのですから、照明には本当に高い点をつけたいです。
自分の足音さえ、あまり聞こえませんでした
ほかの宿泊客が扉を閉める音も気になりませんでした。私の606号室までは少し距離がありましたが、静かで開放的な廊下を歩くのは苦になりません。足元には明るい花柄のカーペット、ガラスの手すりの向こうには吹き抜け。部屋に着くまで、インテリアを眺める楽しみがありました。
カーペットから客室の扉の前まで清潔に保たれ、行き来する間に汚れや気になるところは見当たりませんでした。
吹き抜け・廊下
温度だけでなく、香りも心地よい廊下です
客室階でもホテルの香りがほのかに漂っていました。暑くも湿っぽくもなく、かといって冷たい風が体に直接当たることもありません。温度も湿度も心地よく、単に涼しいというより「快適」がぴったりでした。
先に紹介したVibes Labの2024年の記録でも、ホテルのインテリアに合う香りを目指したと説明しています。気に入った空間にほのかな香りが重なり、客室へ向かう間も気分よく過ごせました。
開放的な構造は、美しいだけではありません。Plan Architectによると、大きな吹き抜けと片廊下は共用部へ自然光を届け、換気を助ける設計で、外部の条件に応じて自然換気と冷房を切り替えます。光の通り道と空気の通り道を、一緒に考えてあるのです。
撮影したフロア案内に記載されていた主な施設です。
| 階 | 案内板に記された施設 |
|---|---|
| L | ロビー、Firefly Bar、Flourish、Berthold Delikatessen |
| 2階 | Sindhorn Wellness — Fitness |
| 3階 | Enoch Clinic |
| 9階 | Sindhorn Wellness — Spa、プール、Ki Izakaya |
| 10階 | Kempinski Kids Club |
| 19階 | De La Mer、Executive Lounge |
| B1–B3 | 駐車場 |
ウェルネスを利用するなら、フィットネスは2階、スパとプールは9階と覚えておけば大丈夫です。Plan Architectは、プールや共用施設を9階に置いたのは、低層・高層の客室の中間からアクセスできるようにするためと説明しています。
19階では左がBistrot De La Mer、右がExecutive Loungeです。2方向へ分かれる通路にも、小さな壁灯、花瓶、植物を置いています。客室前だけでなく、レストランやラウンジへの道にも細やかな気配りを感じました。
606号室・リビング
広いのに、すぐ横になりたくなる温もりがありました
Executive Suite King · ベッドにいない時間は、たいていソファにいました
扉を開けると、広いリビングと温かな照明が迎えてくれました。外観やロビーで気に入った洗練された雰囲気はそのままに、客室はさらにくつろげる雰囲気です。壁側の長いソファを見て、まずはあそこに横になってみたいと思いました。
予約した客室はExecutive Suite King、実際に泊まったのは606号室です。公式面積は95㎡。キングベッドを置いた寝室と独立したリビング・ダイニング、座席のあるバルコニーを備え、4–11階に位置するタイプです。
外にはバルコニーもあり、滞在中に狭いと感じたことは一度もありませんでした。
ベッドにいなければ、このソファにいました
壁側の長いソファと窓際の席を両方使いましたが、よく横になったのは壁に沿うメインソファです。涼しいリビングで体を伸ばすのがあまりに心地よく、ベッドにいないときは、ほとんどここにいました。
ソファ前の楕円形のガラステーブルも気に入りました。細い縁と曲線が洗練され、その横には丸いスツールがあります。長いソファと窓際の席、テーブルを置いても、行き来するスペースは十分でした。
606号室・リビング
ソファとテーブルの作り手も調べました
ロビーの家具を調べたE.G.G. Enterpriseのプロジェクトには、客室家具も紹介されています。この部屋の壁側のソファ、楕円形のガラステーブル、丸いオットマンと同じ形が公式写真にもあります。テーブルの細い縁や下部の曲線、オットマンの表面が中心へ集まる意匠まで写っています。
ソファだけでなく、ダイニングチェアも座り心地がよかったです。上品に見えるだけでなく、長く体を預けても楽。椅子一脚も適当に選んでいないと感じたから、作り手まで知りたくなりました。
マンゴースティッキーライスを食べて、ノートパソコンも開いた席
丸いダイニングテーブルでは、1日1回いただいたマンゴースティッキーライスとお茶を楽しみ、パソコンを開いて仕事もしました。天板が広く座りやすいうえ、使っている間はWi-Fiも非常に快適でした。 ソファで休んでからテーブルへ移れるので、小さな机ひとつで食べ物とパソコンを交互に片づける必要がありません。
テーブルのすぐ横にある寝室の扉は、眠るときに閉めました。リビングで食べ、休み、仕事をした後、寝るときは扉を閉めて落ち着けます。95㎡という広さだけでなく、リビングと寝室を分けた間取りもよかったです。
入口側の長い収納には、コーヒーマシン、水のボトル、カップ、小さな備品をまとめています。縦のラインを入れた収納の上にはオープン棚とテーブルランプ。飲み物を用意する場所も、リビングの家具に自然になじんでいます。必要なものが休む場所から遠くないことも便利でした。
照明も冷房も、くつろぐ時間を邪魔しません
天井灯だけに頼らず、ソファ脇のランプ、窓際、TV横のスタンドを分けて使えました。ベッドの横からも操作でき、就寝時にはリビングと寝室に柔らかな明かりだけを残しました。好みの明るさに調整しやすかったです。
エアコンは細かな温度まで合わせてくれるように、よく働いていました。風が体に直接当たらず、運転音も聞こえません。広いリビングに快適な家具があっても、温度や音が気になれば長く休めませんが、ここでは冷房を意識せずに過ごせました。
バルコニーも広く、座って休むのに向いていました。室内でソファとダイニングを行き来し、外の空気を感じたくなればバルコニーへ。カーテンは必要に応じて開閉し、今回の滞在では周辺の建物からの視線も気になりませんでした。
606号室・リビング
扉の前まで続く、小さな装飾
廊下へ出ても、小さな装飾にも目が留まります。606号室の横の縦長のパネルには、青緑、赤、金色の模様が細かく入っています。ホテルは客室の装飾にワット・ラーチャボピット(Wat Ratchabophit)の文様やタイルを撮影した写真を用いていると説明します。落ち着いた客室の中にある華やかな色と柄には、こうした背景がありました。
金色の部屋番号プレートの下にも、小さな幾何学模様があります。目線の高さの装飾だけでなく、番号を示す小さな部分まで丁寧に仕上げていました。
寝室・ワークスペース
触れると柔らかく、体はしっかり支えてくれました
いつ眠ったのか覚えていないほど、ぐっすり眠れました。デスクは自宅にもそのまま置きたいほどです
いつ眠ったのか覚えていないほど、よく眠れました。マットレスは横になると表面が柔らかいのに、下からは体をしっかり支えてくれます。揺れる感じがなく、ベッドも大きいので安心して体を預けられました。柔らかさと支え方のバランスが、私の好みに合うベッドです。
マットレスとシーツには、一般的なホテルよりひとつ上の質を感じました。寝室は眠るときだけでなく、起きている間もよく使いました。広い部屋にキングベッド、窓際のソファと椅子、デスクがあり、くつろぐ場所も仕事をする場所も確保されています。
寝室・ワークスペース
スランバーランドの公式納入先一覧にも、ホテルの名前がありました
よく眠れたベッドが気になって調べると、Slumberland(スランバーランド)の公式ホテル納入先一覧にSindhorn Kempinskiがありました。同ブランドのホテル向けマットレスの顧客資料でも、このホテルを紹介しています。
シーツのよさは、肌に直接触れたときによくわかりました。柔らかく包まれるようで、よいマットレスの上に寝具まできちんとそろえてあるのだと感じます。
掛け布団が重すぎないこともよかったです。眠っている間、暑さや湿っぽさで布団が気になることはありませんでした。
寝室・ワークスペース
起きて動くときにも、使いやすい寝室でした
ベッドは腰かけたり立ったりしやすい高さでした。足元とTV収納の間にも十分な通路があり、すぐ横の扉が浴室へつながるので、リビングまで回る必要もありません。
ベッド脇ですぐ充電でき、大きなテーブルランプの下には電話、ティッシュ、メモ用紙をまとめています。ヘッドボードには向きを変えられる読書灯もありました。必要なものが手の届く範囲にそろい、ベッドからも使いやすかったです。
最初に置かれていた枕が、私にはぴったりでした
枕は最初のものをそのまま使いました。頭をのせると高すぎず低すぎず、気持ちよく支えてくれるので、替える理由がありません。マットレスに続いて枕まで合い、寝心地の満足度がさらに上がりました。
ベッドサイドのPillow Menuカードには、別の枕が必要ならGuest Servicesへ依頼できるとあります。隣にはJBLの丸いデジタル時計と、小さな円形の金属装飾が置かれています。
寝室・ワークスペース
光にも音にも、眠りを邪魔されませんでした
就寝時は寝室の扉とカーテンを閉めました。その状態で光が入って眠りを妨げることはなく、柔らかな照明だけを残すこともでき、落ち着いて床に就けました。室内はスタッフのノックに気づかなかったこともあるほど静かです。今回の滞在で、外の音が気になったことはありませんでした。
リビングとは別に、ベッドの前にもTVがあるのは便利でした。寝室のLG TVは、足元側の長い収納の上に設置されています。
ソファでくつろいでから、デスクへ移りました
寝室の窓際ソファにもよく座りました。明るい色の曲線形のソファと深い青の椅子の間に丸テーブルがあり、そのすぐ横が主にパソコンを使ったデスクです。寝室の中でも眠る場所と仕事の場所が分かれたようで、快適でした。実際に長く過ごした場所なので、写真もたくさん撮っています。
青い椅子は、濃い色のフレームと曲線の肘掛けが特徴です。E.G.G.が公式に紹介するホテルの家具プロジェクトにも、同じ形が見られます。明るいソファの隣に置くことで、色と形の違いがくっきりします。
寝室・ワークスペース
このデスクは、自宅にもそのまま置きたいと思いました
リビングのダイニングでもパソコンを使いましたが、主な仕事場はこのデスクでした。天板が広く椅子の座り心地もよく、長く座っていても苦になりませんでした。この机と椅子の配置を、そのまま自宅へ持ち帰りたいと思いました。
デスクの横も、ただ空けてはありません。高さの違う棚や引き出しの上に、陶器、小箱、金属の縁取りの装飾を分けて置いています。仕事場まで部屋の雰囲気に合わせて整えてあるのがよかったです。
デスクは濃い色の長方形の天板と真っすぐな脚で構成され、椅子には高い背もたれと肘掛けがあります。電話、タブレット、照明を奥にまとめているので、パソコンを置く場所は広々。自分のパソコンとスマートフォンを置いても、文具のトレーや紙、小さな受け皿を片づける必要がありませんでした。
コンセントもデスクのすぐ上の壁にあり、便利でした。仕事に必要なものを広げても、天板には余裕が残ります。
タブレットの横には、紙とペンもあります
電話の隣のタブレットにはSuitePad、案内カードにはPressReaderと記されています。ホテルのWi-Fiに接続し、アプリで新聞や雑誌を無料閲覧する方法を説明するカードです。隣にはホテル名を入れた紙とペンもあり、機器を使わずにメモもできます。写真のノートパソコンとスマートフォンは私物です。
窓の外を眺めながら働いた、その気分が忘れられません
パソコンから顔を上げて横を向くと、大きな窓の向こうに木々と周囲の建物、その先にバンコクの街並みが見えました。仕事の合間に、少し手を止めて、この景色を眺める時間が好きでした。机と椅子も気に入りましたが、今もこの席を思い出すのは、隣の窓から見ていた景色のおかげでもあります。
浴室・ディプティック
客室以上に、バスルームを重視しています
洗面台は2つ。力強くても痛くないシャワーと、自宅でも使いたくなったタオル
客室で特に厳しく見るのはバスルームです。リビングや寝室より大事だと思うほど。606号室の浴室は、入ってすぐ広く洗練されていると感じ、温かな照明にも惹かれました。洗面台を2つ置いてもカウンターに余裕があり、シャワーと浴槽も独立。第一印象から気に入りました。
私にとって高級ホテルの浴室の基本は、洗面台が2つあることです。ここでは2人分の場所を分けても、洗面用品を広げる余裕が十分でした。黒いカウンターに明るい洗面ボウル、大きな鏡の両側に照明。ディプティックのローションと小さな備品は中央にまとめています。
ハウスキーピングの後は、自分が使っていた洗面用品まで整えられていました。広いカウンターを気兼ねなく使い、戻るとまたきれいに並んでいる。こうした小さな手間もありがたく感じました。
Chang表記のガラスの水ボトルも気に入りました。ホテル名と木の模様を入れた茶色いカバーをかけ、横にグラスを添えています。プラスチックではなくガラスを使う点もよく、カバーの色も浴室に似合っていました。
浴室・ディプティック
きれいに置かれたマウスウォッシュは、使ってみたくなりました
歯に関する用品にはうるさいほうですが、備え付けの用品も、これなら使いたいと思える品質でした。特にマウスウォッシュは小さな緑のボトルがきれいで、わざわざ使ってみました。製品名はnourish a spa lineのRefreshing Mouthwash — Mint。ラベルでブランドとミントの表記を確認できます。
Nourishは、ホテル向けのパーソナルケア製品を開発・製造するHunter Amenitiesのブランドです。同社は1981年にカナダのバーリントンで創業し、現在もそこに本社を置いています。
マウスウォッシュの前にあるDental Setは歯磨きセット、Emery Boardは爪やすりです。個包装の備品を洗面台中央のトレーに種類別にまとめ、必要なものを取りやすくしていました。
浴室・ディプティック
水回りを分けた間取りは、使っても快適でした
シャワーとトイレはそれぞれ半透明の扉で区切り、浴槽はその外に独立して置いてあります。実際にシャワーを使うと、洗面台側へ水が散らず、排水も良好でした。湿気やにおいが長く残らず、洗った後も心地よい。広いだけでなく、使いやすい浴室でした。
水流は強いのに、肌に当たっても痛くありません
大きな四角いシャワーヘッドとレールに掛けたハンドシャワーを、両方使いました。 水圧のよさにも満足しましたが、特に勢いがあるのに肌に当たっても痛くないことがよかったです。髪をすすぎやすく、お湯を長く待つ感じもありませんでした。
シャワールームにはバスアメニティ3本を収める壁をくぼませた棚と長いベンチがあります。それでも洗う場所には余裕があり、水もすぐ流れて使いやすかったです。
浴室・ディプティック
写真より大きな浴槽にも、すぐお湯がたまりました
浴槽は写真で見るより、実物のほうがずっと大きかったです。お湯を張るには時間がかかりそうだと思ったのですが、お湯の出がよく、長く待つ必要はありませんでした。
内側には手すりと小さなヘッドレストがあり、上には金色の金属トレーを渡しています。浴槽側の壁の棚にもバスアメニティを別に置き、シャワールームからボトルを移さなくてよいようにしてありました。
私は用意されたバスソルトを入れて入浴しました。金属トレーにスマートフォンを置けるのも便利です。トレーのBATH SALTとLUFFA PADは、それぞれ入浴用の塩と、体を洗うヘチマのパッドを指します。
浴室・ディプティック
ディプティックがよくて、持参したシャンプーは使いませんでした
シャンプー、コンディショナー、シャワージェルはDiptyqueのFleur de Peau、ディプティックのフルール ドゥ ポーです。黒いポンプボトルの楕円ラベルの下に用途が書かれ、写真の3製品はいずれも300mlでした。浴槽側では左からシャワージェル・シャンプー・コンディショナー、シャワールームの近接写真ではコンディショナー・シャンプー・シャワージェルの順に並んでいます。
シャンプーは泡立ちがよく、すすいだ後も髪がきしみません。持参したものを取り出さなかったほど満足しました。香りだけでなく、黒いディプティックのボトルがこのホテルの雰囲気によく合うことまで気に入りました。
ホテルアメニティを手がけるLa Bottegaの公式説明によると、Fleur de Peauはムスクにアイリスとアンブレットシードを重ねた香りです。ここで気に入ったディプティックの香りを探すなら、フルール ドゥ ポーという名前を覚えておくとよいでしょう。
洗面台のHand & Body Lotionにも満足しました。滑らかに伸び、なじみもよく、塗った後のべたつきは少なめ。洗った後もよい香りが残り、気持ちよく使えました。
浴室・ディプティック
帰宅してすぐ探した、あの大きなタオル
タオルは柔らかく、特に大きなものがよかったです。感覚では2mほどあり、1枚で全身を拭けました。自宅でも使いたくて、帰宅するとすぐ、自分の住む地域でもこのサイズが買えないか調べました。
この浴室ではディプティックも浴槽もよかったのですが、タオル1枚がここまで記憶に残るとは思いませんでした。泊まるなら、ぜひ大きなタオルを広げて使ってみてください。気に入った大きさと肌触りは、写真だけでは伝えきれません。
ドレッシングルーム・ダイソン
スーツケースは収納室へ。部屋を広々と使えました
荷物を片づけるのが楽しくなる空間
入口の右側にドレッシングルームとドレッサーがあり、そのすぐ横が浴室です。荷ほどきの途中で手を洗いに行きやすく、着替えたらそのまま出かけられる間取りでした。
外出の準備はドレッサーの前に座ってしました。椅子は高さが合って快適で、鏡もきれい、照明もよかったです。天板の片側には小物のトレー、反対側にはティッシュとドライヤーをまとめ、中央を広く空けています。鏡には背後のスーツケース台と浴室の扉も映ります。
ドライヤーは、やはりダイソンでした
高級ホテルなら、ドライヤーはダイソンだとうれしいです。機能もよく、デザインまで好きな製品ですから。この部屋にもDysonがあり、うれしくなりました。ドレッサーの椅子に座って使いやすく、風が強いので髪もすぐ乾きます。使った後はスタンドに戻し、コードやノズルまで同じトレーにまとめられました。
ドレッシングルーム・ダイソン
荷物をしまうだけでなく、整えるのが楽しくなります
スーツケース2つなら、楽に広げられる広さでした。私には、バッグの大きさと配置次第で4つまで置けそうに見えました。荷物をここに収めれば寝室やリビングは散らかりません。荷物台、ハンガー、引き出しも集まり、片づけやすかったです。
たくさんしまえるだけでなく、整理する気になる空間です。照明が明るく、それぞれの物に置き場所があるので、一度整えた状態を保ちやすかったです。宿泊したExecutive Suite Kingは、公式仕様にもウォークインクローゼットが含まれています。再訪時に同じ客室タイプを選びたい理由のひとつです。
ハンガーポールの上には長い照明を設置。クッション入り、クリップ式、肩を支える形のハンガーをそろえ、横にはアイロン台を立てています。衣類を整える道具が1か所にまとまっていました。
金庫は、前面に数字のキーパッドがあるASSA ABLOY製です。すぐ下の引き出しには、Laundry・Dry Cleaningと記された洗濯・ドライクリーニング用の袋も用意しています。
ドレッシングルーム・ダイソン
普段あまり履かないスリッパを、ここではよく履きました
クローゼットの下のトレーには、スリッパ、長い靴べら、靴ブラシがあります。添えられたShoeshine Serviceカードには、ハウスキーピングへ頼めば無料で靴を磨いてくれると書かれていました。
スリッパ2足は青と金のリボンでそれぞれ結び、白い生地に同じ白い糸でKempinskiを刺繍しています。小さなロゴまで上品に感じましたが、履くと足に触れる感触もよく快適でした。普段スリッパをあまり履かない私も、ここではよく履いて歩いていました。
バスローブは肌触りがとてもよかったです。着ていて気になるところや窮屈さがなく、部屋で快適に過ごせました。
小さなマイクロファイバークロスまで、きれいでした
紫の包装を開けると、緑の地に赤や青の花、斜めの模様を入れたマイクロファイバークロスが出てきます。小さな布ですが、デザインが実にきれいでした。包装のMicrofibre towel for lint-free cleaningは、毛羽を残さずに拭き取る用途という意味です。
広い客室でも荷物を広げれば雑然としがちですが、この部屋ではスーツケースと衣類をドレッシングルームの中へまとめられました。おかげでリビングと寝室では荷物を気にせず、のびのび過ごせました。
客室の軽食・ミニバー
自分の名前が書かれたカードが、うれしかったです
手書きの挨拶と冷たいドリンクで迎えられ、外出から戻るとマンゴースティッキーライスまで待っていました。
客室のテーブルは、用意されたものでいっぱいでした。果物と小さなお菓子、ココナッツ、冷たい飲み物に白いナプキンと食器まで、座ればすぐ楽しめるよう整えられています。いろいろある中でも特にうれしかったのは、私の名前入りの封筒と手書きのカードでした。自筆の挨拶を読むと、この部屋に来る私を待っていてくれたように感じました。
私の中では、タイのオレンジジュースは世界TOP 3です
個人的には、タイのオレンジジュースは世界TOP 3に入ると思っています。 もともと好きなのですが、ここでは小さな氷の器にボトルを入れ、しっかり冷やしてありました。おいしいジュースを、いちばん飲みたい温度で出してくれる。到着してすぐのひと口が、たまらなくおいしかったです。タイのジュース好きの私も、特に満足したオレンジジュースでした。
丸ごとのココナッツも、ぜひ飲んでほしいです。よいココナッツをよく冷やしてくれた感じで、皮にはホテルの木の模様が刻まれています。上部も開けられるよう切ってあり、そのまま飲みやすい。ジュースもココナッツもおいしく冷たく、客室に着いてすぐ楽しむのにぴったりでした。
客室の軽食・ミニバー
果物もお菓子も、残さずいただきました
果物の器も、何となく選んだものには見えません。細長い緑の器は両端を高くし、片側には頭の形の装飾があります。丸ごとの果物に葉を添えてあるので、器ごとテーブルの飾りになっていました。
お菓子の箱には、果物の形に作ったルークチュップ(Luk Chup / ลูกชุบ)を葉の上に並べ、丸いものと四角いものを片側にまとめています。紫のKempinski DISCOVERYのプレートも添えてあり、きれいでした。用意された果物とお菓子は全部いただき、どれもおいしかったです。
果物そっくりのルークチュップは、緑豆あんのお菓子です
ルークチュップは、緑豆あんを果物や野菜の形にするタイの伝統的なひと口菓子です。蒸した緑豆にココナッツミルクと砂糖を加えて細かくすり、形を作れる硬さになるまで混ぜながら加熱。それを手で小さく成形して色をつけ、最後に薄い寒天の膜をまとわせると、写真のようにつやつやした表面になります。
光る表面は滑らかなゼリー、中は柔らかな緑豆あんです。小さな果物ひとつにも、形を作り、色を塗り、寒天をかける手間がかかっています。きれいだからと写真だけ撮って終わるのは惜しいお菓子。こんな歓迎のお菓子をいただいたら、ぜひひとつずつ味わってみてください。
客室の軽食・ミニバー
普段飲まないものにまで手が伸びたミニバー
ミニバーにも満足しました。普段あまり飲まない種類まで試しましたが、おいしくないと思うものがなく、飲み物選びにも気を配っていると感じました。宿泊したExecutive Suiteは、公式案内に無料ミニバーが含まれる客室です。以下は今回の滞在で撮影した内容です。
おなじみの炭酸飲料もあります。赤い蓋はCoca-Cola、緑の蓋でタイ語ラベルのものはSpriteで、どちらも250mlとあります。下の金と黒の蓋はRock Mountain Soda Water。ジュース、炭酸飲料、ソーダウォーターをそろえています。
Lily Freshのオレンジジュースも入っていました
オレンジ色の蓋にロゴ、ボトルの正面にブランド名とオレンジの絵を入れた製品はLily Freshです。正規販売会社Jagotaの紹介によると、タイのチャンタブリー(Chanthaburi)で生産し、ガラス瓶に入れて低温殺菌します。商品一覧の名称と規格は100% Orange Juice, 180mlです。
客室の軽食・ミニバー
Franklin & Sonsのトニックウォーターとグレープフルーツ ソーダも
ミニバーにはFranklin & Sonsのトニックウォーターとグレープフルーツソーダが1本ずつありました。青緑のラベルがOriginal Mallorcan Tonic Water、赤い文字のものがPink Grapefruit Sodaです。ラベルの原材料を見ると、違いもわかります。
メーカーはそれぞれ、マヨルカのシトラスとキナ樹皮エキスを使ったトニックウォーター、ピンクグレープフルーツとライムジュースを加えたソーダと紹介し、公式販売規格はどちらも200mlです。いつもの炭酸飲料だけでなく、この2種類まで選べるところもよかったです。
値段も調べました。2026年9月27日時点、タイのVilla Marketでの200mlの通常小売表示価格は両方75バーツ。Mallorcan Tonic Waterには65バーツのセール価格も表示されていました。
客室の軽食・ミニバー
お土産をあまり買わない私も、このバナナチップスは欲しくなりました
ひと袋を開けて食べきったのは、本当に久しぶりです。海外でもあまりお土産を買わないのですが、このバナナチップスは買って持ち帰りたいほど気に入りました。
紫の袋に書かれた名前はVacuum Fried Homthong Banana Chips。ホムトン種のバナナを真空フライにしたものです。ホテル名と木の模様を入れた同じ包装が、PSN Interfoodの2024年公式カタログにも登場し、20gのOEM製品として掲載されています。食品専門会社がホテルブランドの包装で製造した商品です。
何気なく開けたのに、ひと袋を空けて包装まで見直していました。ミニバーの小さなお菓子が、ここまで記憶に残るとは思いませんでした。
客室の軽食・ミニバー
外出から戻ると、お茶とマンゴー スティッキーライスが待っていました
チェックイン時の歓迎とは別に、外出から戻ると客室のテーブルにお茶とマンゴースティッキーライスが用意されていました。 今回の滞在で1日1回いただいたお菓子です。白いポットとカップ、ティーバッグをひとつのトレーに、蓋つきのマンゴースティッキーライスと小さなソースグラスをもうひとつのトレーに。テーブルについて、ゆっくり楽しめる用意でした。
マンゴースティッキーライスの後は、ラベンダーティーを
お茶はVoyage — Lavender Flowersでした。包装にはラベンダーを表す紫の丸があり、抽出時間は4–5分と案内しています。VoyageはPinnacle Gastroのコーヒー・ティーブランドで、公式ストアにも専用コレクションがあります。
お茶だけでもよかったのですが、マンゴースティッキーライスの後に飲むと、ここまで合うのかと驚きました。 なじみのあるデザートを、新しいお茶と組み合わせる楽しさがありました。客室でいただいたものの中でも、次回また同じように楽しみたい組み合わせです。
客室の軽食・ミニバー
マンゴー スティッキーライスは最高でした。本当に最高でした
蓋を開けると、薄く切ったマンゴーが花のように広がります。小さな白い花と葉、金色の飾りを添え、白いソースは別のグラスへ。薄い果肉を重ねた姿もきれいで、全体を撮った後、小さな飾りまで近くで残しました。
見た目に感心しましたが、食べると味はさらによかったです。よいマンゴーを選び抜いて出してくれたようでした。 普段スーパーで買うマンゴーとは違うと感じるほど甘く、下のもち米も一緒にすくうと、さらにおいしい。ここは長々と言葉を足す必要がありません。最高でした。本当に最高でした。
マンゴースティッキーライスは、マンゴーともち米にココナッツミルクを添えるタイのデザートです。タイ国政府観光庁のマンゴースティッキーライス解説 私も別添えの白いソースをかけました。甘さが加わり、「デザートとは、こういうものだ」と思いました。ソースをかけた様子と、マンゴーの下のもち米も写真に残しています。
客室のコーヒーマシンは使いませんでした。冷たいオレンジジュースとココナッツを飲み、バナナチップスをひと袋食べ、マンゴースティッキーライスとラベンダーティーまで楽しんだのですから、コーヒーを飲まなくても客室での食べる楽しみ、飲む楽しみは十分でした。
ツイン客室の見学
通常タイプの客室でも、家具の間をゆったり歩けました
ベッド2台にソファとダイニングを置いても、広々としていました。
ホテルの案内で、ほかの客室も見学しました。最初はベッド2台を置いた通常タイプのツイン客室です。ソファ、丸いダイニングテーブル、窓際のデスクまであっても、通路には余裕がありました。私が訪れたホテルの中でも、通常の客室でこれほど広く感じるところは多くありません。入った瞬間から、空間を惜しまないホテルだと思いました。
606号室は扉を閉めて寝室とリビングを分けましたが、こちらはひとつの大きな空間の中でベッドと座席を分けた部屋です。ソファの背後にベッドが続き、開放的。それでも背もたれが仕切りになり、眠る場所と座る場所ははっきりしています。スイートと構造が違うからといって、残念には感じません。この部屋には、この部屋の魅力がありました。
ツイン客室の見学
扉の代わりに、ソファが空間を分けています
ソファの背をベッドとの間に置き、前には楕円形のガラステーブルと丸いスツール、窓側には青緑の椅子。向かいのTVの下には、縦に溝を入れた濃い色の収納を床から浮かせて設置しています。布、ガラス、椅子のフレームを組み合わせても雑然とせず、ここでも家具の選び方がいいと感じました。
家具の製造・販売会社E.G.G. Enterpriseが紹介する2020年のホテルプロジェクト写真にも、同じ形の青緑のアームチェア、丸いスツール、楕円形ガラステーブルが見られます。気に入った家具をさらに詳しく知りたいときに参考になる公式記録です。
飲み物用の収納にはNespressoのコーヒーマシンと水、小さな備品のトレーがあり、その上に金属色のフレームの飾り棚を設けています。天板ではコーヒーを用意し、上には装飾品、下には扉つきの収納と、役割を分けていました。
ツイン客室の見学
昼は明るく開放的。夜の雰囲気も気になります
並んだ2台のベッドの間と両端にナイトテーブルを置き、布張りのヘッドボードの上には縦長の花柄装飾。大きな花柄のカーペットは、ベッドの下からソファとデスクまで続きます。ベッドや座席の横の大きな窓から光が入り、天井も少し高く感じられて、実際に見た部屋は明るく開放的でした。
ダイニングの上にはいくつものシェードをつけた照明があり、ベッド、デスク、TV脇にもランプを分けて置いています。天井灯で一気に明るくするだけの部屋ではありません。見学したのは昼でしたが、夜にランプをつけると、かなり居心地がよさそうだと思い、夜の姿も気になりました。
ベッドの足元と窓の間の角には、独立したデスクがあります。電話と文具の横に陶器を使ったランプを置き、仕事場も殺風景にしていません。ベッド側からの配置と、近くから見た天板や椅子を、それぞれ写真に残しました。
ただ、ここでパソコンを使うなら、私は手前の丸いダイニングテーブルを選びそうです。 デスクもありますが、私の好みには丸テーブルのほうが合いそうでした。ベッドとソファに加え、独立したデスクと大きな食卓まで置ける広さがあり、好きな席を選べるのがいいと思いました。
ツイン客室の見学
浴室は小さくなっても、不満には感じませんでした
浴室は606号室より小さかったですが、見学して物足りなく思うほどではありません。清潔で使いやすそうですし、私が重視する洗面台2つもあります。黒いカウンター中央へ備品と畳んだタオル、両側へ水のガラス瓶とグラスを置き、それぞれが使える場所を残しています。鏡の両側の長い縦照明も、見慣れたデザインです。
シャワーとトイレを半透明の扉でそれぞれ区切り、その外に手すりつきの楕円形の独立浴槽を置いています。バスアメニティはすぐそばの壁棚に。通常の客室でも洗面台、シャワー、浴槽を別々に備える構成がよかったです。
衣類とバッグを片づける場所もあります
ハンガーポールの上の照明がクローゼットの奥を照らし、種類の違うハンガーの横にはASSA ABLOYの金庫と複数の引き出しがあります。アイロン台と荷物台も同じ場所にあり、衣類とバッグを整理するスペースが確保されていました。
予算に制限がなければ、私は次もスイートを選びます。寝室の扉を閉め、リビングと分けて使える606号室が、自分の過ごし方に合っていたからです。それでも、このツインの広さと家具の配置は、ほかのホテルと比べても十分高い水準です。寝室を扉で区切らなくても、これだけゆったり使えるなら十分いい。そう思える部屋でした。
2ベッドルーム客室の見学
ホテルの客室より、上質な住まいが浮かびました
家族でバンコクに長く滞在するなら、候補にしたい客室です。
2つ目は、ホテルが長期滞在向けと案内してくれた2ベッドルームの客室です。入ると大きな冷蔵庫と調理台、何人かで囲む食卓が目に入りました。ホテルの客室というより、上質な住まいという言葉が浮かびます。リビングの両側に寝室を分け、キッチンと食卓をまとめていて、見学で歩き回る動線も快適でした。
キッチンと2つの寝室を見ていると、家族で長く滞在するのによさそうだと思いました。機会があれば、1か月ほど暮らしてみたいです。
2ベッドルーム客室の見学
ホテルの食事に代えて、自分で料理もできます
キッチンには大型冷蔵庫、フラットなクックトップ、シンク、ビルトインの調理機器があります。吊り戸棚の下の長い照明が作業台を照らし、コーヒーマシンと水は片側へ。食卓のすぐ後ろに明るい天板と収納が続き、冷蔵庫やビルトイン機器にはElectrolux(エレクトロラックス)のロゴが見えます。
どれほどホテルの料理がよくても、長く暮らせば普段の食事が恋しくなる日もあるでしょう。そんなとき、よい食材を買ってきて自分で料理できる点が気に入りました。さまざまな国のゲストが、それぞれ慣れた食事を作りながら過ごすのにもよさそうです。
一緒に食事をし、パソコンも広げられる大きなテーブル
ダイニングは、ゆとりそのものでした。長い天板の周りに椅子を置いても、後ろのキッチンや隣の寝室へ向かう道は窮屈にならず、パソコンを広げて仕事をするにも十分そうです。明るい模様の天板には緑の葉、丸く包む背もたれの椅子にはストライプの布地。後ろのキッチンで料理をしていても、食卓に座る家族と同じ空間にいられます。
2ベッドルーム客室の見学
長く滞在する部屋は、床も違いました
先ほどの通常タイプのツインは、ベッドから座席まで広くカーペットが続いていました。こちらは木の床に、リビング用とベッド用のラグを別々に敷いています。 ソファとテーブルの下に柄のあるラグ、TV収納の前や通路には木の床が見えます。
私は、手入れが大変でもカーペットの柔らかな雰囲気が好きです。ただ、長期滞在で掃除や管理を考えると、こちらのほうが実用的だろうと感じました。
一緒にくつろいだ後は、それぞれの寝室へ
窓の前には長いソファ、足を伸ばせる席、テーブル、椅子をまとめてあり、家族でくつろぐにも十分そうでした。食卓でご飯を食べ、リビングに集まり、1人で休みたければそれぞれの寝室へ。私には4人ほどの家族がプライバシーを保ちながら、ぜいたくに長く滞在できる部屋に見えました。
キッチンつきのこの部屋も、家具と照明はすてきでした。緑の陶器を使ったランプと窓際の長いスタンドがあり、黄色や青のクッションは縁を別の色で囲んでいます。暮らしに便利な設備をそろえつつ、ホテルらしい装飾も生かしています。
2ベッドルーム客室の見学
一方に大きなベッド、もう一方にツインベッド
扉を開けると、片方の寝室には大きなベッド1台と窓際の席、もう片方にはベッド2台と黄色い椅子、オットマンがあります。私は大きなベッドの部屋に少し惹かれましたが、ツインを使う人ががっかりするとは思いません。窓際好きの私から見ると、どちらの寝室も光がよく入り、窓の横の席もよさそうでした。
ツインの部屋でもラグはベッドの下に敷き、窓際と通路には木の床を残しています。花柄の壁装飾、布張りのヘッドボード、ベッド脇のランプは、ほかの客室で見たなじみのあるデザインでした。
2ベッドルーム客室の見学
クローゼットとドレッサーの先に、浴室があります
寝室からクローゼットとドレッサーを通ると浴室につながります。片側にハンガーポールと高さの違う棚、反対側には座って準備するドレッサーと椅子があり、収納も十分そうでした。リビングと両側の寝室を行き来しやすいうえ、衣類を整える場所も別にあるので、家族で何日も滞在するときに役立ちそうです。
ドレッサー横のASSA ABLOYの金庫の上下にはオープン棚と引き出しを設け、天板には小さな整理箱を置いています。木の床はドレッサーの前まで続き、浴室に入ると明るい色の床に変わります。
私1人では、かなり空間を持て余しそうです。バンコクが好きで、家族と長くゆったり過ごしたい方に勧めたい客室です。一緒に食事をするテーブルとくつろぐリビングが広く、眠るときは部屋を分け、料理したいときはキッチンを使えます。こんな住まいで1か月ほど暮らしながら、バンコクをゆっくり楽しんでみたいです。
客室選びのポイント
シンドーン ケンピンスキーの客室11カテゴリーを比較
基本カテゴリーの66㎡からロイヤルスイートの316㎡まで、面積、ベッド構成、定員、キッチンや洗濯設備を比較しました。私が実際に泊まったのはExecutive Suite Kingの606号室です。
まずは基本カテゴリー、長期滞在向け、ラウンジ付き客室、実泊したスイートの4種類を比較します。
料金条件:非会員 · 税・手数料込み · 2026-10-18–2026-10-20、2泊、大人2名、1室の平均1泊料金 · 2026-09-27確認
Grand Deluxe Room66㎡ · 最大4名早期予約 13,535.50バーツ
- 面積・ベッド・定員
66㎡最大4名
キングベッド1台またはツインベッド2台
大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名
- 間取り・設備・ラウンジ
くつろぎと食事のためのスペース、バルコニー、ウォークインクローゼット。独立型バスタブと別室のシャワー。
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 13,535.50バーツ
- フレキシブル予約
- 16,831.10バーツ
朝食別料金
- こんな滞在に
- 広い基本カテゴリーの客室とバルコニーでくつろぎたい方
Grand Premier Room70㎡ · 最大4名早期予約 14,124バーツ
- 面積・ベッド・定員
70㎡最大4名
寝室1室 · キングベッド1台またはツインベッド2台
大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名
- 間取り・設備・ラウンジ
寝室と独立したリビング、バルコニー。ウォークインクローゼット内に、鏡と椅子を備えた化粧台。
キッチン・洗濯: 簡易キッチン、電子レンジ、乾燥機能付き洗濯機
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 14,124バーツ
- フレキシブル予約
- 17,419.60バーツ
朝食別料金
- こんな滞在に
- 寝室とリビングを分け、客室で簡単な調理や洗濯もしたい長期滞在の方
Executive Club Room80㎡ · 最大4名早期予約 15,124.45バーツ
- 面積・ベッド・定員
80㎡最大4名
キングベッド1台またはツインベッド2台
大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名
- 間取り・設備・ラウンジ
リビング・ダイニングスペース、バルコニー、ウォークインクローゼット。独立型バスタブと別室のシャワー。
ラウンジ: Executive Lounge利用
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 15,124.45バーツ
- フレキシブル予約
- 20,067.85バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- ゆとりのある客室にラウンジ利用を加えたい方
606号室 · 実際に宿泊Executive Suite95㎡ · 最大4名早期予約 17,596.15バーツ
- 面積・ベッド・定員
95㎡最大4名
寝室1室 · キングベッド1台
大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名
- 間取り・設備・ラウンジ
独立したリビングと4人用ダイニングテーブル、ウォークインクローゼット、椅子を備えたバルコニー。
ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 17,596.15バーツ
- フレキシブル予約
- 23,304.60バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- 寝室とリビングを分け、ラウンジも楽しみたいカップルやご夫婦
ファミリー・大型スイート7種類も見る追加のスイート7種類を閉じる
Sealife Family Suite74㎡ · 公式客室ページによる · 最大4名早期予約 23,775.40バーツ
- 面積・ベッド・定員
74㎡ · 公式客室ページによる最大4名
キングベッド1台と二段ベッド1台
大人と子どもの人数構成に応じて予約
- 間取り・設備・ラウンジ
海の世界をテーマにした遊び場と子ども用備品。10階のKempinski Kids’ Clubの隣。
ラウンジ: Executive Lounge利用
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 23,775.40バーツ
- フレキシブル予約
- 31,543.60バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- 二段ベッドや海の世界を楽しむ子ども連れのご家族
Grand Executive Suite145㎡ · 最大4名早期予約 23,775.40バーツ
- 面積・ベッド・定員
145㎡最大4名
寝室2室
大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名
- 間取り・設備・ラウンジ
独立したリビングと4人用ダイニングテーブル、スイート内で共用する大きなバスルーム1室、別途ゲスト用トイレ、バルコニー。
キッチン・洗濯: 食事の準備スペース、ビルトインの大型冷蔵庫
ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 23,775.40バーツ
- フレキシブル予約
- 31,543.60バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- 二つの寝室と広い共用リビングが欲しい少人数のご家族
Two-Bedroom Grand Executive Suite130㎡ · 最大8名早期予約 25,717.45バーツ
- 面積・ベッド・定員
130㎡最大8名
寝室2室 · 各寝室に専用バスルームとウォークインクローゼット
大人4名と子ども4名
- 間取り・設備・ラウンジ
独立したリビングと4人用ダイニングテーブル、バルコニー。
キッチン・洗濯: 食事の準備スペース
ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 25,717.45バーツ
- フレキシブル予約
- 34,191.85バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- 各寝室のバスルームとクローゼットを別々に使いたい2家族やグループ
Two-Bedroom Premier Suite120㎡ · 最大8名早期予約 27,953.75バーツ
- 面積・ベッド・定員
120㎡最大8名
寝室2室 · 各寝室に専用バスルームとウォークインクローゼット
大人4名と子ども4名
- 間取り・設備・ラウンジ
リビングと6人用ダイニングテーブル、バルコニー。主寝室のバスルームに独立型バスタブと別室のシャワー。
キッチン・洗濯: 簡易キッチン、電子レンジ、乾燥機能付き洗濯機
ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 27,953.75バーツ
- フレキシブル予約
- 36,251.60バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- 二つの寝室に加え、調理や洗濯設備も必要なご家族
Three-Bedroom Sindhorn Suite270㎡ · 最大10名公式サイトで日付別の見積もりを確認
- 面積・ベッド・定員
270㎡最大10名
寝室3室 · キング2室とツイン1室
大人6名と子ども4名
- 間取り・設備・ラウンジ
各寝室にバスルームとウォークインクローゼット。リビング、8人用ダイニングテーブル、独立した書斎、バルコニー。
キッチン・洗濯: 簡易キッチン、大型冷蔵庫、乾燥機能付き洗濯機
ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル
- 1泊の参考料金
- 公式サイトで日付別の料金を見る ↗
- こんな滞在に
- 三つの寝室と広いダイニング、仕事の場所が欲しい多世代のご家族
Three-Bedroom Sindhorn Presidential Suite290㎡ · 最大10名公式サイトで日付別の見積もりを確認
- 面積・ベッド・定員
290㎡最大10名
寝室3室 · キング2室とツイン1室
大人6名と子ども4名
- 間取り・設備・ラウンジ
各寝室にバスルームとウォークインクローゼット。8人用ダイニングテーブルと独立した書斎。主寝室の専用ルーフテラスに屋外ワールプールとサンラウンジャー。
キッチン・洗濯: キッチン、バトラー用パントリー、大型冷蔵庫、乾燥機能付き洗濯機
ラウンジ: Executive Lounge利用
- 1泊の参考料金
- 公式サイトで日付別の料金を見る ↗
- こんな滞在に
- 三つの寝室とルーフテラスのワールプールを楽しみたいご家族やグループ
Three-Bedroom Sindhorn Royal Suite316㎡ · 最大10名早期予約 132,235.95バーツ
- 面積・ベッド・定員
316㎡最大10名
寝室3室 · キング2室とツイン1室
大人6名と子ども4名
- 間取り・設備・ラウンジ
8人用ダイニングスペースと書斎、ワールプール付きの専用テラス。別の出入口とバスルームを備えたバトラー・ナニー用の客室。
キッチン・洗濯: キッチン、バトラー用パントリー、乾燥機能付き洗濯機
ラウンジ: Executive Lounge利用
- 1泊の参考料金
- 早期予約
- 132,235.95バーツ
- フレキシブル予約
- 175,726.10バーツ
朝食付き
- こんな滞在に
- 広い共用スペースと、同行スタッフ用の別室が必要なご家族
| 客室 | 面積・ベッド・定員 | 間取り・設備・ラウンジ | 1泊の参考料金 | こんな滞在に |
|---|---|---|---|---|
| Grand Deluxe Room | 66㎡最大4名 キングベッド1台またはツインベッド2台 大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名 | くつろぎと食事のためのスペース、バルコニー、ウォークインクローゼット。独立型バスタブと別室のシャワー。 |
朝食別料金 | 広い基本カテゴリーの客室とバルコニーでくつろぎたい方 |
| Grand Premier Room | 70㎡最大4名 寝室1室 · キングベッド1台またはツインベッド2台 大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名 | 寝室と独立したリビング、バルコニー。ウォークインクローゼット内に、鏡と椅子を備えた化粧台。 キッチン・洗濯: 簡易キッチン、電子レンジ、乾燥機能付き洗濯機 |
朝食別料金 | 寝室とリビングを分け、客室で簡単な調理や洗濯もしたい長期滞在の方 |
| Executive Club Room | 80㎡最大4名 キングベッド1台またはツインベッド2台 大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名 | リビング・ダイニングスペース、バルコニー、ウォークインクローゼット。独立型バスタブと別室のシャワー。 ラウンジ: Executive Lounge利用 |
朝食付き | ゆとりのある客室にラウンジ利用を加えたい方 |
| Executive Suite606号室 · 実際に宿泊 | 95㎡最大4名 寝室1室 · キングベッド1台 大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名 | 独立したリビングと4人用ダイニングテーブル、ウォークインクローゼット、椅子を備えたバルコニー。 ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル |
朝食付き | 寝室とリビングを分け、ラウンジも楽しみたいカップルやご夫婦 |
ファミリー・大型スイート7種類も見る追加のスイート7種類を閉じる
| 客室 | 面積・ベッド・定員 | 間取り・設備・ラウンジ | 1泊の参考料金 | こんな滞在に |
|---|---|---|---|---|
| Sealife Family Suite | 74㎡ · 公式客室ページによる最大4名 キングベッド1台と二段ベッド1台 大人と子どもの人数構成に応じて予約 | 海の世界をテーマにした遊び場と子ども用備品。10階のKempinski Kids’ Clubの隣。 ラウンジ: Executive Lounge利用 |
朝食付き | 二段ベッドや海の世界を楽しむ子ども連れのご家族 |
| Grand Executive Suite | 145㎡最大4名 寝室2室 大人3名+子ども1名、または大人2名+子ども2名 | 独立したリビングと4人用ダイニングテーブル、スイート内で共用する大きなバスルーム1室、別途ゲスト用トイレ、バルコニー。 キッチン・洗濯: 食事の準備スペース、ビルトインの大型冷蔵庫 ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル |
朝食付き | 二つの寝室と広い共用リビングが欲しい少人数のご家族 |
| Two-Bedroom Grand Executive Suite | 130㎡最大8名 寝室2室 · 各寝室に専用バスルームとウォークインクローゼット 大人4名と子ども4名 | 独立したリビングと4人用ダイニングテーブル、バルコニー。 キッチン・洗濯: 食事の準備スペース ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル |
朝食付き | 各寝室のバスルームとクローゼットを別々に使いたい2家族やグループ |
| Two-Bedroom Premier Suite | 120㎡最大8名 寝室2室 · 各寝室に専用バスルームとウォークインクローゼット 大人4名と子ども4名 | リビングと6人用ダイニングテーブル、バルコニー。主寝室のバスルームに独立型バスタブと別室のシャワー。 キッチン・洗濯: 簡易キッチン、電子レンジ、乾燥機能付き洗濯機 ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー |
朝食付き | 二つの寝室に加え、調理や洗濯設備も必要なご家族 |
| Three-Bedroom Sindhorn Suite | 270㎡最大10名 寝室3室 · キング2室とツイン1室 大人6名と子ども4名 | 各寝室にバスルームとウォークインクローゼット。リビング、8人用ダイニングテーブル、独立した書斎、バルコニー。 キッチン・洗濯: 簡易キッチン、大型冷蔵庫、乾燥機能付き洗濯機 ラウンジ: Executive Lounge利用 · 朝食、終日の軽食、ハイティー、イブニングカクテル | 公式サイトで日付別の料金を見る ↗ | 三つの寝室と広いダイニング、仕事の場所が欲しい多世代のご家族 |
| Three-Bedroom Sindhorn Presidential Suite | 290㎡最大10名 寝室3室 · キング2室とツイン1室 大人6名と子ども4名 | 各寝室にバスルームとウォークインクローゼット。8人用ダイニングテーブルと独立した書斎。主寝室の専用ルーフテラスに屋外ワールプールとサンラウンジャー。 キッチン・洗濯: キッチン、バトラー用パントリー、大型冷蔵庫、乾燥機能付き洗濯機 ラウンジ: Executive Lounge利用 | 公式サイトで日付別の料金を見る ↗ | 三つの寝室とルーフテラスのワールプールを楽しみたいご家族やグループ |
| Three-Bedroom Sindhorn Royal Suite | 316㎡最大10名 寝室3室 · キング2室とツイン1室 大人6名と子ども4名 | 8人用ダイニングスペースと書斎、ワールプール付きの専用テラス。別の出入口とバスルームを備えたバトラー・ナニー用の客室。 キッチン・洗濯: キッチン、バトラー用パントリー、乾燥機能付き洗濯機 ラウンジ: Executive Lounge利用 |
朝食付き | 広い共用スペースと、同行スタッフ用の別室が必要なご家族 |
面積や設備は公式の客室ページと2026年のスイートのパンフレットに基づいており、全カテゴリーに宿泊したわけではありません。定員は大人と子どもの合計です。公式予約画面では13歳以上を大人、0–12歳を子どもとしています。利用できる人数の組み合わせ、エキストラベッド、食事の追加料金は予約条件を確認してください。料金は日程、人数、キャンセル条件によって変わります。
ご予約の前に
客室選びと、含まれる特典。
朝食付きとラウンジ利用付きは別の条件です。同行者や利用したい施設に合わせて予約内容を確認してください。
ホテル公式の特典案内ラウンジと朝食を利用するなら客室特典・お子様の利用時間
Executive Loungeの利用が予約に含まれるか確認してください。朝食はFlourishのビュッフェかラウンジのアラカルトから、1日1会場を選びます。
公式英語案内では、12歳未満のお子様は18:30–20:00のイブニングカクテルの利用が制限されています。ご家族での滞在は、宿泊日の条件をご確認ください。
クラブ特典には1日2点のプレスサービスや、空室状況に応じた15:00までのレイトチェックアウトも案内されています。予約プランへの適用範囲を確認してください。
お子様と一緒に泊まるならキッズクラブ・ベッド・朝食
10階のKempinski Kids Clubは毎日09:00–18:00に営業しています。対象年齢、保護者の同伴条件、料金はホテルにご確認ください。
お子様の実年齢を伝え、ベビーベッド・追加ベッド・朝食の含まれる範囲や料金を確認してください。Thermal Journeyを一緒に利用できるかも確認すると安心です。
キッズクラブ公式案内食事とプールの時間を組むならバンコク現地時間の営業案内
- Flourishの朝食
- 06:30–11:00
- Flourishの食事
- 12:00–15:00ディナー 15:00–22:00
- Ki Izakaya
- 12:00–15:00ディナー 17:00–00:00
- プール
- 06:00–22:00
公式営業時間に基づきます。特別イベントや当日の運営で変更になる場合があります。
最終的な支払額を確認するなら参考料金・含まれる内容・キャンセル条件
上記は2026年9月27日に確認した、10月18–20日・大人2名の参考料金です。実際の旅行日程の見積額とキャンセル条件で比較してください。
デポジット、追加人数・朝食の料金、ミニバー補充の範囲を確認してください。ペット、喫煙・バルコニーの規則、バリアフリー客室についても必要に応じて事前にお問い合わせください。
宿泊・食事・ウェルネスの予算を見る営業情報確認:2026年10月1日・客室と料金プランの条件は予約時に再確認
宿泊・食事・ウェルネスの総予算を計算
宿泊・食事・ウェルネスの予算
シンドーン ケンピンスキーでの滞在予算
公式の非会員向け参考料金に、希望する食事やスパを加えて計算します。金額はすべてタイバーツで、記載の税金とサービス料を反映しています。
プール
昼もいいのですが、私は夜に一票です
25mのプールで泳ぎ、サンベッドでは予定より長く休みました。
滞在中は毎日プールへ行きました。朝にも夜にも訪れ、1回につき30分ほど過ごしたと思います。どちらかを選ぶなら、私は夜です。 水に体を浸して眺めるバンコクの夜景が、驚くほどロマンチックなのです。
水中照明が灯ると、金属色の柱や天井にも光が揺れ、水の向こうには近隣の窓の明かりが見えます。泳いで顔を上げると、この景色が広がります。最初は写真映えするプールだと思っていましたが、入ってみると、25mの長さを往復して泳げることまで気に入りました。
プール
写真を撮るだけで帰るには、もったいないプールです
| 項目 | 案内内容 |
|---|---|
| 場所 | ホテル9階 |
| 長さ × 幅 | 25m × 7m |
| 水深 | 現地の管理板に1.20mと表記 |
| 営業時間 | 毎日06:00–22:00、バンコク現地時間 |
場所、寸法、営業時間はホテルの公式案内、水深は自分で撮影した現地の管理板をもとに整理しました。
ホテルは2026年の公式資料で、ここをソルトウォーター・インフィニティプールと紹介しています。塩分を含む水を使い、プールの縁の向こうへ街の景色が続いて見えるよう設計したプールです。
私が行った時間はほかの利用者がいないか1組ほどで、長いプールを往復して泳ぎやすかったです。立って休むのにも、私には無理のない深さでした。普段から泳ぐ方にも、この25mはうれしいと思います。
昼は頭上の天井が日差しを遮ります。一方で街を向く側面は大きく開き、日陰で泳ぎながら、日を受けた建物や外の景色を見られます。バンコクでプールを作るなら、こうして日陰を設けるのは賢いなと思いました。 寒くも窮屈でもなく、周囲の建物が近くても騒音は気になりませんでした。
プール
朝も夜も、ためらわず水に入れました
景色がよくても、水が冷たければ入る前にためらいます。ここでは朝も夜も冷たいと感じず、快適に泳げました。私には水温がパーフェクトでした。 水のにおいが気になったことも、汚いと感じたこともありません。
泳ぎながら底まで見ましたが、異物はひとつも目につきませんでした。斜めの底模様もはっきり見え、管理がよいと感じました。現地の管理板には水深1.20m、水温29℃、最終検査時刻午前9時とありました。29℃は、撮影時に掲示されていた数値です。
プール横のシャワーも実際に使いました。壁のくぼみにシャワーを設け、その横に管理板と利用規則を掲示しています。プールを出入りするときに使いやすく、その場でシャワーを浴びる気分もとてもよかったです。
プールへ入る側にはワールプールもあります。気泡が上がり、水面に丸い波紋が広がる場所で、長いプールを往復するのとは別の魅力がありました。
プール
サンベッドが快適で、予定外の休憩までしてしまいました
訪れた時間はサンベッドも空いており、好きな席を選べました。スタッフが用意してくれた席に横になると、思った以上に快適です。休む時間が、予定より長くなりました。
水のすぐそばに小さなテーブルを置き、白いカバーのサンベッドには背当てと筒形のクッションまで添えています。泳ぎ終えたら、そのまま休める席でした。
サンベッドの上では、緑のタオルが目に入りました。訪れたホテルでは初めて受け取る色で、私はこれにも点をつけたいと思いました。白いサンベッドの上の緑のタオルと、ホテルロゴを刻んだ木のカードがよく似合います。小さなことほど、長く覚えているものです。
頼む前に、タオルと果物を持ってきてくれました
サンベッドに落ち着くと、スタッフがタオルと果物を持ってきてくれました。こちらから頼む前に用意してくれるので、私はただ気楽に休めばよかったのです。
串にはパイナップル、スイカ、緑のブドウが刺してありました。ひとつひとつが最高級に感じるほどおいしく、このホテルはプールで出す果物まで、この水準なのかと思いました。 泳いだ後の果物までよいと、休憩の楽しみも増します。
プールでは残念な点を見つけられませんでした。インテリア、広さ、水深、水温がすべて好みに合い、スタッフは休む時間まで快適にしてくれます。中でもいちばん記憶に残るのは、やはり夜、水の中から眺めたバンコクです。本気で言います。このホテルのプールはいいです。
フィットネス
こんなジムなら、何度でも下りてきます
大きな窓の向こうの木々も、マシンの滑らかな動きもよかったです。
入るなり、まず広さが気に入りました。窓際の有酸素マシンから奥の筋力トレーニング機器、ボクシングとファンクショナルトレーニングのエリアまでそろっています。実際に運動し、いろいろな機器を使ってみました。
マシンの動きは滑らかで、全体的に新しい機器という印象でした。運動しながら、こんなジムなら1日2回来てもいいと思ったほど。訪れたホテルのジムの中でも、指折りの満足度でした。
トレーニング機器のブランドも調べました
機器がよかったので、ブランドを見てみました。あちこちにLife FitnessとHammer Strengthのロゴがあります。同社の2026年8月のCEOインタビューによると、160余りの国、25万か所以上の運動施設で使われている機器です。
ほかのラグジュアリーホテルでも、この2ブランドを一緒に使っています。メーカーが公開するフォーシーズンズ ホテル リッツ リスボンのフィットネス導入事例も、そのひとつです。
シンドーン ケンピンスキーの筋力トレーニング機器には、Life Fitness(ライフ・フィットネス)の名前が見えます。機器供給会社SEARAの公式ホテルプロジェクトでも、これらの機器を紹介しています。
鏡の前には背中と肩を鍛える機器もあります。ROWはハンドルを体へ引き寄せるロウ、SHOULDER PRESSは上へ押すショルダープレスです。鍛えたい部位に合わせて選べます。
機器に不慣れでも、名前の横にある動作や鍛える部位の図を見れば、用途がわかります。写真のLEG EXTENSIONは座って膝を伸ばす動き、SEATED LEG PRESSは座って足でプレートを押す動きをする、下半身用のマシンです。
ダンベルもHammer Strengthです
何段ものラックにダンベルを対で置き、数字が外を向くよう整えています。端面に刻まれた名前はHammer Strength(ハンマー・ストレングス)。専門的な筋力トレーニングや選手の競技力向上に向けた機器を作るブランドで、自社紹介では「エリートアスリートのためのNo.1ブランド」と表現しています。
機器の数が多くても、間を移動しにくければ運動はしづらいものです。ここでは移動するときもストレッチするときも、十分な余裕があって快適でした。
フィットネス
30分だけのつもりが、予定が変わります
何より窓際がよかったです。機器が大きな窓を向いて並び、運動中ずっとすぐ外の木を眺められます。30分だけのつもりが、つい長くなる場所という言葉がぴったり。ホテルの照明とインテリアを何度も褒めましたが、ジムも例外ではありませんでした。
並んだLife Fitnessのトレッドミル3台の側面には、FlexDeck Shock Absorption Systemと記されています。このマシンに採用した衝撃吸収システムの名前です。
窓際にあるのはトレッドミルだけではありません。足のプレートとハンドルを一緒に動かすクロストレーナー、階段を上り続ける形の機器もあります。その日の有酸素運動を選びながら、同じ景色を楽しめます。
LifeCycleのエアロバイクも、上体を起こして乗るタイプと背もたれに体を預けるタイプの両方があります。奥にはボートをこぐ動きで運動するConcept2(コンセプトツー)のローイングマシン、さらにその後ろに赤いトレーニングフレームが見えます。
Concept2は国際大会でも使われるブランドです。国際ボート連盟World Rowingが案内する2026年の世界バーチャルインドアローイング選手権でも、選手はConcept2の機器で競います。
フィットネス
ボクシングまで習ってみたくなりました
奥には赤いサンドバッグとトレーニングフレームが、格好よく並んでいます。私はボクシングができませんが、ここでは習ってみたくなりました。 新しい運動にまで興味が湧くほど、魅力的に整えた空間です。
サンドバッグのブランドはEscape Fitness(エスケープ・フィットネス)です。ファンクショナルトレーニングを専門とし、機器だけでなく空間設計やプログラムも手がけます。公式紹介の顧客にはGold’s Gym・Equinox・Marriottも挙がっています。
赤いフレームのOctagonは、運動の目的に合わせて組み合わせるEscapeのトレーニングフレームのシリーズ名です。周囲にはバンドやボールなどの道具が集まり、同じ場所で種目を変えながら運動できます。
手前のMULTIPLYOボックスには51CM / 20INとあります。乗ったり跳び上がったりする運動に使うボックスです。サンドバッグの周りにもこうした道具を用意し、ひとつのエリアでさまざまな運動を続けられます。
フィットネス
運動中に必要なものも、近くにまとまっています
水やタオルを取るのも便利でした。棚に畳んだタオル、その下にウォーターディスペンサー、カップ、果物の器をまとめています。必要なもののために遠くまで歩くことはありません。
果物の器には赤いリンゴと青リンゴがあり、横の案内には使用後はスタッフへ機器の清掃を依頼してくださいとあります。こうした案内や整った様子からも、管理への気配りが伝わりました。
運動中に機器が空くのを待ったことも、ほかの人と動線が重なって困ったこともありません。広くて空気も快適なので、運動に集中できました。不快に感じることなく、最後まで気持ちよく運動できました。
運動を終えても、残念な点は浮かびませんでした。機器も空間も窓の外の景色もよく、次に泊まったら毎日来ると思います。 普段の運動は快適にできて、未経験のボクシングまで習いたくなる。それほど私には魅力的なジムでした。
フィットネス
ジムの利用時間とクラスの時間は、分けて確認を
濃い色のパネルで仕上げた扉に金属色のGYMの文字があり、その下に24 HRSの表示が見えます。
ホテル掲載のBoutique Fitnessの営業時間は平日06:00–22:00、週末08:00–20:00です。運営会社は祝日も08:00–20:00と案内し、Boutique Gymの利用権がある会員には24時間利用を別途案内しています。ジムの扉の表示と施設全体・プログラムの時間は異なるので、クラスへ参加する場合は時間割も確認するとよいでしょう。
公式施設案内にはサイクル、ヨガ・グループレッスン、ピラティス、HIIT・ボクシングのスタジオ、ヨガガーデンも登場します。HIITは強度の高い運動と回復時間を交互に繰り返すインターバルトレーニングです。クラスも体験したければ、日付別の時間割で参加したいプログラムを探せます。
スパ・利用前の準備
私が訪れたスパの中でも、指折りの一軒に挙げたいです
冷たいローゼルティーと親切な案内で、最初から気持ちがほぐれました。
ここのスパを思い出すと、まずいい、本当にいいという言葉が出てきます。これまでのスパ体験でもTOP3に入るのでは、と思うほどです。本格的なプログラムを受ける前、このソファで赤いローゼルティーを飲んでいるときから、心が落ち着きました。
到着するとすぐ、スタッフが席へ案内してくれました。明るい色の曲線的なソファが丸テーブルを囲み、後ろの濃い格子装飾から温かな光が漏れる場所です。窓際にも体を包むような椅子があります。心地よい空間でお茶を飲みながら、利用案内を聞きました。
施設の企画と運営にはResenseが参加しています
入口にはSindhorn Wellness Spa by Resenseとあります。名前の最後のResenseは、ウェルネス施設の企画や運営に携わった専門会社です。プロジェクト紹介によると、調査・設計から開業準備、教育、運営支援まで担当し、インテリアの協業先としてP49を挙げています。
Resenseはここを、心身の健康だけでなく栄養と睡眠も含めて考える都市型ウェルネスと紹介しています。施設設計からスタッフ教育、運営まで関わっている点が目に留まりました。
実際の説明は、とてもわかりやすかったです。タブレットで施設ごとの写真を見せてくれ、どこで何をするのかすぐ理解できました。その後はスタッフ1人が同行し、更衣室の使い方まで案内。このホテルのスタッフは本当に一流だと感じる瞬間が、スパでも続きました。
スパ・利用前の準備
この赤いお茶は、まず器から気に入りました
木のトレーで運ばれた赤いお茶が、とてもきれいでした。丸いコースターの上の小さなガラス容器2つには、それぞれガラスの蓋もあります。冷たい器に浮く水滴を見るだけで、涼しげです。
私の好みには、チェックインのウェルカムドリンクより、このお茶のほうが合いました。 きれいな器に目が行きましたが、冷たいお茶の味まで好きでした。ソファで1杯飲むと、あとはゆっくり休めばいいのだと思えました。
赤い色は、ローゼルの萼から出ています
現地の案内にはRoselle Tea、ローゼルティーとあります。ローゼルは学名をHibiscus sabdariffaというハイビスカスの一種。お茶にするのは花そのものではなく、花の下を支える赤く厚い萼(がく)で、生のものや乾燥したものを水に浸して成分を抽出します。
萼は一般に酸味のある素材として知られ、タイではこの飲み物をナム・グラチアップ(Nam Krajeab, น้ำกระเจี๊ยบ)とも呼びます。名前の札の横には乾燥した赤い原料も置き、お茶の材料を見られるようにしていました。
器が気に入って近くから見ると、イチゴの模様とWECKの文字が刻まれていました。WECKは1900年創業のドイツの食品保存用ガラス容器ブランドです。丸い口、ふくらみのある胴体、ガラスの蓋を合わせた容器なので、お茶の赤がよく見えます。保存容器をこんなふうに茶器に使うのもすてきでした。
お茶とともに覚えているのは、手渡された小さなタオルです。このホテルではいろいろな場所で受け取りましたが、スパでも温度、肌触り、香りがすべてよかったです。 丸めた白いタオルを手にする短い間にも、気分がよくなります。私は、こういう小さなことがホテルの点数を上げると思います。
スパ・利用前の準備
スキンケアのブランドも調べました
ソファ横の黒いディスプレイには、111SKINの製品やフェイシャルマスクが並びます。鏡と金属色のフレームの間に案内資料も置き、手前には111SKIN / HARLEY ST LONDONと記しています。
111SKINは、形成・再建外科医のDr Yannis AlexandridesとEva Alexandridesが2012年に設立したブランドです。ロンドンの111 Harley St.クリニックでの経験を、製品開発の背景として紹介しています。
ブランドの公式スパ一覧には、シンドーン ケンピンスキー バンコクとブルガリ ホテル ロンドンがともに掲載されています。ロンドン発のブランドに、バンコクのこのスパでも出会えます。
右側の棚にはSindhorn WellnessのPLAI Body ScrubとTHE AROMA Body Oilもあります。ボディスクラブとボディオイルで、包装に入れたホテルのウェルネス名と扇形の模様が目を引きます。
スパ・利用前の準備
着替えに向かう道まで、スムーズでした
奥へ続く廊下は、明るい床の帯に沿って濃い色の扉が並びます。VIP Suite, Hammam, Thermal Journeyの方向案内を通ると、MALE CHANGINGと書かれた男性更衣室へ。スタッフが一緒に歩き、どこでどう準備すればよいか教えてくれました。
ロッカーは紫のリストバンドで開ける方式です。最初は暗証番号式のほうが便利では、と思っていました。ところが腕につけるとつけているのを忘れるほどで、ロッカーも素早く開き、すぐ考えが変わりました。この使い勝手なら、減点する理由はありません。
ロッカーの中は服を掛けるスペースと小さな収納に分かれ、ガウンも掛かっています。着てみると、このガウンも快適でした。客室のものと、どちらがよいか選べないほど両方気に入りました。
準備中にほかの利用者と会わず、着替えもゆったりできました。
スパ・利用前の準備
更衣室の奥まで、丁寧に整えています
更衣室の内側にも手抜きはありません。黒いカウンターと白い洗面ボウルの上で鏡の縁に光が入り、鏡の間には格子の装飾があります。奥の通路を木の扉と半透明のパネルで分け、着替えて洗う空間までホテルの雰囲気が続いています。
洗面台のそばにはウェルネスの模様を入れた四角いBODY LOTIONの容器と、COTTON BUDSと記された綿棒入れがあります。必要な備品を手の届く所にまとめ、追加が必要ならウェルネスのレセプションへ頼むよう案内していました。
洗面台の隣には、身支度の場所を別に設けています。長いカウンターの上に大きな鏡と小さな丸い拡大鏡を置き、手を洗う場所と準備する場所を分けています。木の壁に取り付けたハンドドライヤーはDyson(ダイソン)です。
トイレも個室ごとに扉をつけています。木のフレーム、半透明のパネル、黒い壁の仕上げが、更衣室からトイレの奥まで続きます。
私はプログラムの前にここでシャワーを浴びました。濃い色の扉の奥は明るい壁で、大きな円形シャワーヘッドの下に小さな六角形タイルを敷いています。横のベンチや入口の白いマットまできれいにそろい、洗って準備している間から快適そのものと感じました。スパ内にも別のシャワースペースがあります。
タオルは棚の区画ごとに何枚も畳んで用意し、横には植物を置いていました。
水着の水分を切る装置もあります
白いタオルを積んだ黒い棚の下には、SUITMATEの水着用脱水機もあります。私は使っていませんが、プールとウェルネスを併用するなら知っておきたい設備です。米国のExtractor Corporation製で、メーカーは1983年からの事業歴と、ホテル、スパ、フィットネスクラブ、プールなどでの用途を紹介しています。
仕組みは、熱を加えず回転で水着の水分を飛ばすものです。現地の案内には水着1着を入れ、蓋を8秒間押すとあります。水着専用の脱水機で、洗濯機能や、温風で完全に乾燥させる機能はありません。
お茶とタオルで迎えられた瞬間から、更衣室で準備を終えるまで、スタッフの案内が自然につながっていました。次に何をするのか、1人で迷うことがありません。本格的なプログラムが始まる前から、ここは本当によくできたスパだと感じていました。
サウナ・Thermal Journey
次はもっとゆっくり楽しみたいThermal Journey
スチームルームの熱気とコールドルームの涼しさを楽しみ、温かなタイルの椅子でくつろぎました。
熱気も、塩の壁を照らす光もよかったです
Salt Saunaはオレンジ色に光る塩の壁の下に木のベンチがあり、その下に青い照明を入れています。2色の対比がすてきでした。私はベンチに座って利用しましたが、熱気は強くても十分過ごせる程度でした。
設備と雰囲気を合わせると、私の基準では世界最高水準と言いたくなるほどよかったです。 塩の壁の前で熱気を感じながら、サウナもここまで見事な空間にできるのだと感心しました。
スパには受賞歴もあります。ホテルはTravel + Leisure Luxury Awards Asia Pacific 2024の「タイのベストホテルスパ」部門で1位に選ばれたと発表しています。2024年のアジア太平洋地域の読者投票による結果で、このスパが受けてきた評価を示す実績です。
サウナ・Thermal Journey
説明の後は、好きな施設を自由に利用しました
この温冷施設のエリアでは、スタッフの説明を聞いた後、好きな場所を自由に使えました。熱いサウナで温まり、冷たい部屋で熱を冷まし、シャワーを浴びたり横になったり。着替えて入った後は、自分のペースで楽しめました。
公式案内には、次の7種類が掲載されています。熱や湿度の異なるサウナ、体を冷やす部屋、水流を選べるシャワー、温熱ラウンジャーで構成されています。
| 施設 | どのような場所か |
|---|---|
| Salt Sauna | 塩の壁を備えたフィンランド式ドライサウナ |
| Bio Sauna | 穏やかな熱と湿度を組み合わせるサウナ |
| Aroma Steam | 蒸気を使うアロマスチームルーム |
| Cold Room | 熱を冷ましながら休む冷たい部屋 |
| Experience Shower | さまざまな水流を体験するシャワー |
| Cold Bucket Shower | 冷水を使うバケツシャワー |
| Tepidarium Loungers | 温かなラウンジャーで休むエリア |
名称と特徴は、運営会社の説明をもとに整理しました。
施設が廊下に沿って並び、移動しやすかったです。奥の扉を開けると、プールの水際とサンベッドが見えます。プールと温冷施設を一緒に利用する動線も便利でした。
共用スペースなのに、貸し切りのように気楽でした
運営会社のパンフレットでは、Thermal Areaは男女共用のスペースと案内されています。ただ、私が利用した間はほかのゲストと会わず、貸し切ったように感じるほど気楽でした。
利用特典は予約した客室に応じて確認してください。ホテルのExecutive Suiteの公式案内にはThermal Journeyが含まれています。別売りのThermal Journeys 1日券は1人1,766バーツで、税金とサービス料込み。このバウチャーは毎日10:00–22:00利用、事前予約必須と案内されています。2026年9月27日に確認した内容です。
サウナ・Thermal Journey
木のベンチがあるBio Saunaも使いました
Bio Saunaの中には木のベンチと背もたれが長く続き、下から青い光が伸びています。横には石で外側を仕上げたヒーター。座ると、なじみのあるサウナらしい熱さを感じました。
運営会社はBio Saunaを穏やかな熱と湿度を組み合わせたサウナ、先ほどのSalt Saunaをドライ式と紹介しています。違いを知っておけば、使いたいほうを選びやすくなります。
スチームルームはいいのです。問題は私のせっかちさでした
Aroma Steamでは、蒸気の間からモザイクのベンチと奥の低い照明が見えました。座ると、本当に体がほどけるようです。雰囲気も温かさもよく、長く休みたい場所でした。
気持ちとは裏腹に、私は同じ場所に長く座っていられません。少し出て、また入るのを繰り返していました。スチームルームはいいのに、私のほうがじっとしていられないのです。
サウナ・Thermal Journey
熱くなった体に、コールドルームが実に気持ちよかったです
熱を冷ましに入った冷たい部屋も、特によかったです。正式名称はCold Roomで、ホテルが案内するバーチャルツアーでも内側を見られます。柄のある壁、角度をつけたベンチ、下部の照明まで、写真に残した姿と同じです。
サウナで約10分過ごしてから入りました。体が温まった後の、この涼しさが本当によかったです。 熱を楽しみ、涼しい部屋へ移って休むことにも別の楽しさがあります。次も必ず利用したい場所です。
サウナより長く楽しんだシャワーもあります
青い照明の丸いシャワースペースには、意外なほど長くいました。上下や横から水が出て、体を包む感覚がよく、操作も簡単です。サウナでは出たり入ったりしていた私が、ここではしばらく水を浴びていました。
曲線を描くモザイク壁と丸い床で囲まれた空間に、横長の操作部があります。近づくとAXOR(アクサー)の名前、アイコンつきのボタン5つ、丸いハンドル2つが見えます。
AXORは、フィリップ・スタルク、アントニオ・チッテリオといったデザイナーと協業してきた、浴室の水栓・シャワーブランドです。
サウナ・Thermal Journey
休む席の近くに、お茶と軽食もあります
お茶や軽食も、全体的に気に入りました。お茶の名前を表示した保温ポット、カップ、蓋つきの菓子容器を近くにまとめ、休憩の合間に取りやすくしています。
お茶はRoselle Tea (Hibiscus Tea)とBael Teaの2種類です。先ほど飲んだローゼルは赤い萼のお茶、Bael Teaはタイで「マトゥーム」と呼ばれる果実のお茶です。
マトゥームの学名はAegle marmelos。果実を薄切りにして乾燥させ、煮出したり浸してお茶にしたりし、炒る・焼くといった方法で香りを出すこともあります。
カシューナッツと果物の軽食は、透明な容器3つに分けていました。蓋越しに中身を確かめ、手前のトングで小さな皿に取り分けられます。
横の棚には畳んだタオルを積み、その下に水のディスペンサーとグラスを用意。スイカやレモンのスライスを入れた水もあります。休んでいて水やタオルが欲しくなったとき、必要なものが近くにあるので便利でした。
サウナ・Thermal Journey
サウナの後は、温かなタイルのラウンジャーへ
サウナを出て、窓際のタイルの椅子に体を伸ばしました。表面から伝わる穏やかな温かさが、とてもよかったです。ここに横になっている時間は、癒やしそのものでした。
この設備の名前はテピダリウム(Tepidarium)です。公式案内でも、温熱機能のあるラウンジャーと紹介しています。背中から脚まで支える曲線に小さなタイルを貼り、横には小さなテーブルがあります。
熱気を楽しんで涼しい部屋へ移るのもよかったのですが、体を預けて休んだこの席も特に覚えています。次はここに横になる時間を、もっとたっぷり取っておきたいです。
横になって休む席も、2種類あります
明るいクッションの椅子がある休憩室も利用しました。席の間に仕切りと小さなテーブルがあり、それぞれのくつろぐ場所を分けています。椅子を前後に調節して体を預けると、ここも快適でした。
運営会社はこの席をゼログラビティチェアと紹介しています。肘掛けの内側のボタン4つで角度を変えられ、自分に楽な姿勢で休めました。
ひとつだけ選ぶのは難しいです。体がほどけるようなスチームルームも、熱を冷ました涼しい部屋も、温かな椅子に横になる時間もよかった。次はもう少し、のんびりする心構えも持ってきます。 ここまで整えた場所なら、出たり入ったりせわしなく動くより、じっくり楽しみたいです。
ハマム
ハマムスイートに入った瞬間から、気に入りました
施術を受ける空間から上質で、終わった後の肌まで満足できました。
シンドーン ケンピンスキーへ行くなら、ハマムはぜひ受けてほしいです。 扉を開けた先の空間から上質で、ケア中は眠りそうになるほど快適でした。終わって肌に触れると、柔らかく滑らかな感触まで気に入りました。
温冷施設を楽しんだ後に入ったのは、プライベートなハマムスイート(Hammam Suite)です。中央には広い八角形の石の施術台。淡いクリーム色の石が濃い壁に映えて、目に入ります。壁灯と上からの光が、台の周りを温かく照らしていました。
眺めても見事ですが、実際に横になるとさらによかったです。 照明も体に伝わる温かさも心地よく、ケアが始まる前から緊張がほぐれました。
石の施術台が、こんなに快適だとは
台は明るい石の模様を生かし、体を支える部分に高低をつけています。その上に布が敷いてあり、横になると気持ちのよい温かさが伝わってきました。 石でできているという意識より、心地よさのほうが先に来ました。
施術台だけでなく室温も快適でした。これほど丁寧に整えた空間で、体を預けて休むこと自体がよかったです。
壁の水盤にも、台と同じ明るい石を使っています。角のある器の後ろに長い石の板を立てると、濃い壁を背景に形がくっきり見えます。水を受ける設備まで、部屋の装飾のようになじんでいました。
向かい側には、同じ形の石の台にタオルを巻いて置いています。近づくと幅広の縞の間に細かな織り模様があり、端にはフリンジもあります。施術台の布とタオルまで、部屋に合わせて準備していることがよかったです。
ブラックソープとケッサ、ガスールの泥でケアを受けました
私が受けたケアには、石けんでの洗浄、ミトンによる角質のお手入れ、泥を使うケアが含まれていました。ホテルのMoroccan Bathの説明でも、ブラックソープ、ケッサミット、ガスールの泥が主要な素材として登場します。
ブラックソープ(Black Soap)は、このケアで使う伝統的な石けんです。運営会社はモロッカンバスの紹介で、ブラックオリーブの石けんと説明しています。塗ってもらうときの、清潔感のある爽やかな香りが好きでした。
ケッサ(Kessa)は手にはめて肌をこする、角質ケア用のミットです。ガスール(Ghassoul)はマッドラップに使うクレイで、泥状にして体へ塗ってケアします。
ケアに使う素材はトレーの小さな器へ分け、横に布も用意していました。1か所に整えてある姿を、近くから撮っておきました。
ハマム
サウナでじっとしていられない私が、ここでは眠りそうでした
ハマムで特によかったのは、セラピストの手技と力加減です。ケッサで肌を整えてくれますが、まったく痛くありません。穏やかに続く手の動きがむしろ心地よく、眠ってしまいそうでした。
さっきまでサウナを出たり入ったりしていたのに、同じ自分とは思えませんでした。空間もよく、セラピストの手技は、それ以上に見事でした。 スタッフを何度も褒めたくなる理由が、ハマムでもまたひとつ増えました。
ケア後の肌が、本当に柔らかかったです
最後に塗ってくれたアルガンオイル(Argan Oil)は、肌にしっとりなじむ感覚がよく、べたつきも残りません。終わって肌に触れると、とても柔らかく滑らかで、思わず感心しました。
体も軽く感じました。まるで新しい肌をもらったようという表現が、私の満足感にいちばん近いです。
セラピストの施術と同じくらい、道具の整え方も記憶に残っています。小さなテーブルには、くぼみ模様の金色のトレーに水のグラス2つ、その後ろにケア素材の丸いトレー。台と照明からグラスの置き方まで、細やかに準備した場所でした。
ハマム
予約時は、60分と120分の違いを確認すると選びやすいです
2026年の公式メニューでは、Hammam Ritualは60分、5,200バーツ++で、Moroccan BathとTurkish Bathから選びます。モロッカンバスにはガスールのマッドラップ、ターキッシュバスには泡のマッサージが紹介されています。
似た名前のMoroccan Bath Ritualは120分、8,500バーツ++です。モロッカンハマムに60分のマッサージを加えたもので、時間も内容も異なります。どちらもサービス料10%と政府税7%が別途かかり、2026年7月版のメニューに基づく価格です。予約するときはプログラム名と時間を併せて確認してください。
私の訪問日程にはThermal Journey 30分とハマム60分が組まれていました。温冷施設で休み、ハマムまで受けると、ホテルがウェルネスを重視する理由がわかった気がします。上質で清潔な空間、丁寧な手つき、終わった後の肌の柔らかさまで、不満に思う点がありませんでした。このホテルへ来るなら、ぜひ体験してほしいです。私も次に泊まるなら、また受けるつもりです。
Flourishの朝食
Flourishの朝食 — 味だけでなく、並べ方まで見事です
部屋番号を笑顔で尋ねる最初のひとときから、また食べたいマンゴーとデザートまで
お皿に取る前から、目が楽しくなります
ビュッフェをひと回りすると、料理の種類はかなり豊富でした。でも、より気に入ったのは素材の質と、見栄えよく並べた姿です。大きな葉の間にココナッツやドラゴンフルーツ、小さなドリンク瓶とディスペンサーを並べています。器や台の高さも変え、奥の料理までよく見えます。
おいしく作るだけでなく、見せ方にも力を入れています。味は当然として、今度は見た目まで楽しませたいホテルなのだな。 食材と器、装飾がよく合い、お皿を満たす前から目が喜んでいました。
ドリンクの一角も同じようにきれいです。ジュースはディスペンサーと小さな瓶に分け、赤い飲み物を集めた木桶と、名札つきの瓶を入れた箱を別々に置いています。ニンジン・パイナップル・セロリという表示を見れば、果物だけでなく野菜ジュースも選べるとわかります。横には大きな葉や果物を添え、料理台と雰囲気をそろえていました。
Flourishの朝食
朝からこんな笑顔で迎えられると、気分がよくなります
きれいに並ぶ料理と同じくらい覚えているのは、スタッフの最初の挨拶です。この日は早い時間に、ロビー階のフローリッシュ(Flourish)へ下りました。席は自由に選べましたが、スタッフがよい場所を案内してくれたので、そこへ。部屋番号を確かめる短い間の笑顔まで、すてきでした。このホテルは、朝の始まりから気分をよくしてくれます。
Flourishの看板が付いた濃い木の柱を過ぎると、明るいテーブルと椅子が目に入ります。ロビーで気に入った濃い色を使いながら、植物と明るい家具を合わせ、朝食の場所らしくくつろげます。高さを変えた天井照明も、その間を満たしていました。
座ると席も広々。食事中は隣が空いていて話し声は聞こえず、調理の音も気になりませんでした。料理を取るカウンターとテーブルの間にも、余裕があります。
Flourishはロビー階のオールデイダイニングで、公式朝食時間は毎日06:30–11:00、服装はスマートカジュアルです。私はビュッフェの料理を自分で取り、卵料理だけ別に注文しました。注文の応対は親切で提供も速く、席の案内から食べ始めるまでスムーズでした。
Flourishの朝食
点心専門店で食べているようでした
私のテーブルには温かい料理とコールドカット、パン、点心、マンゴーが何枚もの皿で並びました。中でも点心からお話ししたいです。朝食の一角として通り過ぎるには、惜しいものでした。
朝食ビュッフェの点心だからと軽く考えると、驚くかもしれません。点心の専門店で食べているようでした。 いろいろな料理の間にあった蒸籠ですが、素通りしていたらもったいなかったです。
竹の蒸籠に取ってきた点心は、半透明の皮から中身が透けます。上には折り込んだひだがくっきり。濃いソースは小鉢に、細かく砕いた付け合わせは別に添え、ひとつずつ加えて食べられます。
ほかにも料理はたくさんありますが、朝食へ来るなら点心もぜひ味わってほしいです。
Flourishの朝食
卵料理ひとつにも、朝食の実力が出ます
私が思う高級ホテルの共通点のひとつは、オムレツが抜群にうまいことです。 シンドーン ケンピンスキーもそうでした。注文したオムレツを食べ、卵料理ひとつにも朝食の水準が表れると感じました。
エッグステーションは、料理の形を大きく描いた案内があり、選びやすいです。すぐ後ろでは小さなフライパンとコンロで調理する様子も見えます。親切に注文を受け、すばやく出してくれるので、待つ間も不便はありませんでした。
サーモンとパンの上にポーチドエッグをのせ、黄色いソースをかけた一皿も食べました。塩気が強すぎず、卵、サーモン、パンがよく合います。柔らかな食感もよく、満足できる一皿でした。
Flourishの朝食
ベーコンの横の、小さな付け合わせまでよかったです
温かい料理は長いカウンターに集めています。保温ランプの下に容器を並べ、すぐ後ろでスタッフが調理。大きな容器から取るものと小鉢の料理が一緒にあり、手前には細長い揚げパンも用意していました。
ベーコンは一緒に盛らず、Crispy & Soft Baconの表示の下、2つの器に分けています。カリッとしたものと柔らかいものから選べるのです。私はベーコンに豆、ジャガイモ、肉の串も添えました。
食べると、ベーコンの横に取ってきた豆、ジャガイモ、肉の串まで全部おいしかったです。 付け合わせの素材もよく、同じ皿で一緒に食べてもよく合いました。
汁物のコーナーも好みに合わせられます。深い保温容器とおたまの前には、細かくほぐした豚肉、グラミーという魚の揚げ物、刻みネギや唐辛子入りのソースなどを別々に用意。汁物を好みの量だけ取り、手前で添えるものを選べます。
Flourishの朝食
コールドカット、チーズ、サラダも選びました
温かいものばかり取ったわけではありません。コールドカット(Cold Cuts)は、薄切りにして冷たい状態で出すハムなどの加工肉を指し、Flourishではチーズと同じ一角に集めています。薄く畳んだハムと丸いスライスを黒いプレートに分けてあり、種類ごとの色や形がよくわかります。
私の皿にも、コールドカットとパンを一緒にのせました。温かい料理の合間に食べるのによく、いろいろ選んでも、おいしくないものがありませんでした。
チーズは取りやすく切り、果物、クラッカー、小鉢の付け合わせも近くへ。Vegan Cheese Selectionの表示の下には、ヴィーガンチーズもあります。レモンやピクルスにも取り分ける道具を添え、小さな付け合わせまで取りやすくしていました。
冷蔵ケースにはチーズ、バター、サラダが続きます。葉野菜、キュウリ、コーン、ドレッシングを分けて自分で組み合わせられ、出来上がった小皿もありました。レンズ豆と葉野菜のサラダ、トマトとオリーブ、薄いコールドカットの青い皿まで、ゆっくり眺めました。
小さな白い器にも名前が付いています。Mashed Eggplant with Vegetables、つぶしたナスと野菜です。表示のおかげで、見慣れない料理も、中身を確かめてから選べます。
Flourishの朝食
パンのコーナーは素通りできません
ここのパンは本当においしいです。 よい素材を使っている感じがして、朝食でもパンとデザートが特に記憶に残りました。次もまず、この一角から見て回りたいです。
そこで、誰がホテルのパンやデザートを作るのかも調べました。公式紹介によると、総料理長Frank Trepeschは高級ホテル・レストランで25年以上、ペストリーシェフSimon Eberhardtは15年以上の経歴を重ねています。Simon Eberhardtはチームとともに、ホテルのペストリーとデザートを担当しています。
木の棚には長いパン、小さなロール、切った食事パンを高さを変えて並べています。手前には自家製チョコレートスプレッドと数種類のジャム。Rye Roll with Oatsはオーツを添えたライ麦ロール、Sesame Laugen Squareはゴマをのせた四角いラウゲンパンです。名前になじみがなくても、材料を読んで選べます。
イチゴと小さな花をのせたペストリーは、味も姿もよかったです。テーブルに持ち帰ってよく見ると、生地の層やイチゴの断面までくっきりしていて、食べる前にまず撮りました。
ワッフル、パンケーキ、三角形の揚げ物も同じ皿へ。ワッフルには白いソースをかけ、小さな付け合わせの器も添えました。焼き菓子をひと口に分けると、茶色い表面の内側から黄色い生地が現れます。次もパンとデザートは、必ずまた食べたいです。
Flourishの朝食
マンゴー スティッキーライスだけでも、朝食に高得点をつけたくなります
客室でいただいたマンゴースティッキーライスがおいしく、朝食でも選びました。部屋では用意された一皿をいただきましたが、こちらはマンゴーともち米を自分で取る楽しさがあります。食べ方は違っても、どちらも最高でした。
タイのマンゴースティッキーライスは、マンゴーともち米にココナッツミルクのソースを添えるデザートです。朝食では切り込みを入れたマンゴー、白いもち米、白いソースを別々に取り、好きな割合で食べました。
Mango Sticky Rice Cornerの前のソース・トッピングも見て回りました。ハチミツ、メープルシロップ、ベリーコンポートなどがまとまっています。マンゴースティッキーライスだけでなく、パンやワッフルに添えるものも、ここで選べます。
それでも、特によいと感じたのはマンゴーそのものでした。選りすぐって出しているのでは、と思うほどおいしかったです。 これだけ食べても、朝食に高い点をつけたくなります。
ほかの果物も見ました。切ったものと皮つきのものを用意し、マンゴスチンは木箱に、皮をむいたドラゴンフルーツはスライスを重ねています。見慣れない果物にも名前があるので選びやすい。私の皿にはスイカ、白いドラゴンフルーツ、オレンジ色のパパイヤ、黄緑の皮のグアバが、マンゴースティッキーライスと並びました。
Flourishの朝食
味にうるさい私が、これだけ食べました
この日はコーヒーも飲み、とてもおいしかったです。 いくつもの皿を味わい、最後をコーヒーで締めくくりました。
私は味に対して、人より3倍はうるさいと思っている人間です。ところがここでは、点心も卵料理もパンもおいしい。デザートとマンゴースティッキーライスまで食べ、ここなら味を心配しなくてよさそうだと思いました。
再訪するなら、特にマンゴーとデザートを食べたいです。 笑顔で迎えたスタッフ、広い席、きれいに並べた料理とコーヒーまで、すべてよかった。食後は庭園へ出ました。少し歩くはずが1時間ほど過ごした、先ほどお話ししたあの散歩です。
ラウンジの朝食
2つの朝食から選ぶなら、私はラウンジです
バンコクを眺めながら注文する朝食と、もっと食べたかったフレンチトースト
1階のFlourishと19階のExecutive Lounge、両方の朝食を体験したいと思っていました。食べ比べると、次に行く場所はすぐ決まりました。再訪するなら、私はラウンジで朝食を食べます。
料理だけで選んだわけではありません。ラウンジは少し上質でプライベートな雰囲気に感じられ、テーブルの高さも食事にちょうどよかったです。何より、食べながら顔を上げるとバンコクの建物と緑が広がる席でした。この眺めが、朝の時間をさらによくしていました。
濃い木の床と本棚に沿って入ると、灰色のソファ、黒いフレームの椅子、ガラステーブルがあります。朝日が差すと、濃い家具でも空間が重く感じられません。テーブルランプの温かな光も重なり、ゆったり座って食事ができました。
注文した料理は、期待していた以上でした
ラウンジの朝食はメニューから選び、席へ運んでもらう方式です。スタッフのおすすめを参考に注文しました。長く待たず、ほぼ一緒に届きました。座ったまま楽に食べられ、おいしかったので追加注文もしました。
私は料理を取りに行くビュッフェより、座って注文する朝食が好きです。メニューを読み、どんな皿か想像しながら待つのですが、ここでは想像よりおいしく、見た目も見事な料理が出てきました。
現地メニューの表題はÀ La Carte Breakfast。1皿ずつ選ぶ朝食です。ホタテのベネディクト、トリュフのエッグベネディクト、カニのオムレツ、フレンチトースト、ワッフルが並びます。同じベネディクトでも、ホタテの皿とスモークハムの皿では、素材から魅力が違います。
ラウンジの朝食
朝のホタテのベネディクトが、上質なディナーのようでした
まずはブルターニュ産ホタテのベネディクト(Brittany Scallops Benedict)。パンにリークと長いベーコン、厚いホタテを重ね、黄色いソースをかけています。丸い上部だけ見ると卵にも見えそうですが、切るとホタテの白い身と縦の繊維がはっきり現れます。
メニューにはリークのフォンデュ、クリスピーベーコン、シトラスのオランデーズを添えるとあります。ホタテの下の野菜が西洋ネギのリークです。黄色いオランデーズは卵黄とバターを基本に作るソースで、この皿では柑橘の風味を加えています。
このホテル、本当に料理がうまいです。 ホタテもよいのですが、添えた素材とソースが互いによく合います。朝の一皿なのに、上質なディナーで出てきてもよいと思いました。
トリュフのエッグベネディクトも、ぜひ一緒に
もう一方も味わいました。トリュフのエッグベネディクト(Truffled Eggs Benedict)は、リンゴの木で燻したハムにポーチドエッグを2つのせます。オランデーズをかけ、黒いトリュフを添えた一皿は、ホタテの皿とは素材から違います。
トリュフの香りがとてもよく、味のバランスもよかったです。 ホタテとは別の魅力なので、両方を体験してほしいと思います。ホタテを選んだからと、こちらを逃すのは惜しいです。
あえてひとつ選ぶなら、私はホタテです。ただし、本当にわずかな差でした。トリュフがお好きな方なら、逆になるかもしれません。
ラウンジの朝食
カニのオムレツには、眺望まで加わります
カニのオムレツ(Crab Meat Omelette)は、中央にオレンジ色のイクラを集めています。現地メニューのタラゴンとイクラは、それぞれハーブと鮭の卵です。
外からはイクラが目を引きますが、半分に分けると、卵の内側の白いカニ身まで現れます。
1階Flourishのオムレツもおいしかったのですが、ラウンジではバンコクを眺めながらカニのオムレツを食べる朝が、特によかったです。
ラウンジの朝食
もっと注文しなかったことが惜しい、フレンチトースト
フレンチトーストは必ず頼んでください。これは芸術です。 朝食をひとつだけ勧めてと言われても、私はこれを選びます。もっと注文しなかったことを後悔するほどでした。
現地メニューはFrench Toast — Cinnamon Sugar, Caramelised Apples。食べながらリンゴの調理法が気になりましたが、キャラメリゼしたリンゴとわかりました。シナモンシュガーを加えた厚いトーストにリンゴとバター、クリームは小鉢で別添えです。
別添えのクリームをのせ、リンゴも一緒に食べました。次も、このフレンチトーストを注文します。
朝食のワッフルを、ここまできれいに出してくれます
ワッフルは、食べる前から気分が上がる一皿でした。こんなにきれいなワッフルは初めてだと思いました。イチゴとブルーベリーを分けてのせ、クリームとシロップは別添え。朝食のワッフルにも手をかけていました。
メニューにはベリーコンポート、メープルシロップ、ホイップクリームを添えるとあります。皿には丸ごとのベリーも。最初からソースをかけきらず、食べるときに好みの量を足せます。
きれいなだけでなく、イチゴそのものがおいしく、ワッフルと付け合わせもよく合います。朝食のワッフルなのに、高級ファインダイニングのデザート顔負けです。
ラウンジの朝食
ラウンジでも、またパンを褒めてしまいます
以前からいちばん好きなパンはクロワッサンです。でもここでは、チョコレート入りのパン・オ・ショコラも、とてもおいしかったです。 1階の朝食で褒めたのに、19階でも同じことを言っています。このホテルはパンがうまいです。
メニューのHouse-Baked Bread & Pastriesは、ホテルで焼くパンとペストリーです。クロワッサン、パン・オ・ショコラ、薄切りの食事パンを1皿に盛り、バターは別に添えてくれました。
パン・オ・ショコラ(Pain au Chocolat)はチョコレートを入れたペストリーです。割ると、重なった生地の中に、濃い色のチョコレートが見えます。
薄切りの食事パンにはバターを塗りました。大きな気泡のあるパンと、何層にも巻いたパン・オ・ショコラを同じ皿で味わえます。パン好きなら、この一皿も見逃せないと思います。
ラウンジの朝食
食事の終わりは、アイスコーヒー1杯
私は普段、あまりコーヒーを飲みません。それなのにこの滞在では3杯も飲みました。これ以上、説明はいりませんよね?
この日もアイスコーヒーで締めくくりました。小さな添えものの包装も1つの器にまとめ、ホテル名入りの袋や細長いスティックまできれいに並べています。
料理も眺望もよかったのですが、食事を快適に進めてくれたスタッフも忘れられません。注文を受けるところから空いた皿を下げるタイミングまでよかったです。この朝食に残念な点はありません。
ラウンジ朝食を利用できる予約か、確認してください
この朝食を楽しみに予約するなら、確認したい点があります。ホテルは19階Executive Loungeをクラブゲストのための空間と案内しています。朝食は06:30–11:00で、Flourishのビュッフェとラウンジの注文式朝食から、1日1か所を選ぶ方式です。朝食つきという表示だけでなく、ラウンジ利用特典も確認すると安心です。
宿泊したExecutive Suiteは、専用ラウンジと無料朝食の利用を公式に明記しています。Executive Club Roomもラウンジ利用を案内しています。ラウンジ朝食を重視するなら、その特典がある客室と料金プランから選べます。
Flourishで好きなものを自分で取る朝食もよかったです。ただ私は、座って注文し、どんな料理が来るか待つ朝が好きです。実際の料理も期待以上でした。再訪するなら、私はラウンジで朝を過ごします。
Bistrot De La Mer
Bistrot De La Mer — 生牡蠣を食べられるようになった夜
食べる前から好きになり、牡蠣とサラダと鴨で、また予約したくなりました
私が生牡蠣を食べるようになったレストランです
もともと、私は生牡蠣を食べられませんでした。 でもこの皿が来ると、あまりに新鮮そうで試したくなりました。食べてみると本当に新鮮です。生牡蠣を口にして、おいしいと思えた自分にも驚きました。
砕いた氷に牡蠣6個を広げ、中央にはレモンと2種類のソースを別に盛っています。花も添え、テーブルに置かれた瞬間から見事でした。牡蠣の間に付け合わせをまとめ、ひとつずつ食べるのも楽でした。
ソースも抜群です。この牡蠣は、ぜひソースをのせて食べてください。 現地メニューにはミニョネット、チリソース、レモンを添えるとあります。牡蠣1個ずつに、好みの分だけ加えられます。
このホテルに来る前は食べられなかった生牡蠣を、帰った後は食べています。 次に牡蠣を選ぶときも、この夜を思い出しそうです。
Bistrot De La Mer
席に着く前から、惹かれていました
実はこのレストランには食べる前から惹かれていました。 看板を過ぎて席に着くまで、目に入るものが全部好みです。おいしいディナーを期待して来たのに、店内を眺めるだけでもう楽しかったです。
白い壁の立体的な看板を見て入ると、足元の木の床にも店名が刻まれていました。大きな看板だけでなく、小さな印にも目が行きます。白い壁、木、丸い照明が調和する室内の向こうには、バンコクの夜景まで見えました。
ビストロ・ドゥ・ラ・メール(Bistrot De La Mer)は、ホテル19階のフランス・地中海料理のビストロです。ホテルは南仏のコート・ダジュール(Côte d’Azur)に着想を得たと説明します。この日は牡蠣、ニース風サラダ、鴨のコンフィ、クレープシュゼットを食べました。
厨房はSlawomir Kowalikシェフ(Chef de Cuisine)が率いています。ポーランド出身で、フランスの伝統料理やヨーロッパ料理を学び、ロンドンのThe Savoyで4年間勤務。Mandarin Oriental Taipeiではフレンチブラッスリーの運営支援と料理の品質管理を担当しました。 ホテルは伝統技法に現代的な発想を重ねるシェフと紹介しています。私はこの日、おすすめされたメニューをそのまま注文しました。
メニューを置いたテーブルから、気に入りました
座ってからも目が忙しいです。テーブルと椅子、皿の上のメニューまで、セッティングが見事でした。グラスとコースターまで好きになりました。 夕食を食べに来て、コースターまで褒めるとは思いませんでした。
木のテーブルにオレンジ色のマット、深い青の椅子、青みを帯びたグラス。色も素材も違うのに、一緒に置くとよく合います。小さなテーブルランプの後ろには、バンコクの夜の明かりが見えました。
照明の横には木の色と黒いミルを並べています。テーブル脇の独立したハンガーにはジャケットが掛かっていました。食器と照明だけでなく、上着を置く場所まで用意しています。
このタオルは、箱で買いたいです
小さな包みを受け取り、最初はウェットティッシュだと思いました。開けると、中には本物のタオルが入っています。 ホテル名入りの袋に、白いタオルを畳んで収めていました。
広げると、小さなループ状の織りが見えます。高級レストランにはいろいろ行きましたが、こんな包装で出すタオルは初めて。ほんの少し手を拭くものにも、ここまで気を配るのだと感じました。買えるなら、ひと箱注文したかったです。
水はVittel(ヴィッテル)のガラス瓶です。気に入ったグラスに注ぎ、タオルを用意してくれる小さな応対も丁寧でした。隙がないのに、こちらは気負わずにいられます。 テーブルを美しく整えるだけでなく、座る人もくつろがせてくれるサービスでした。
ドリンクもよかったです。氷を入れた背の高いグラスにレモンと緑の葉を飾っています。1杯飲んでいる間にも、テーブルや照明へ目が向きます。料理のほかにも楽しむものの多い夜でした。
Bistrot De La Mer
このホテルは、食前のパンもおいしいです
このホテルで出てくるパンは、全部おいしいです。 朝食だけの話ではありません。Bistrot De La Merの食前パンでも、同じ言葉が出ました。
白い布を敷いたバスケットに、形や色の違うパンを立てて盛り、バターは小さな器に。表面と切り口の両方が見え、取り皿に移してバターを添えやすくしていました。
おすすめの料理を待ちながら食べたパンですが、後から出た牡蠣や鴨と同じくらい、これも書き留めておきたいです。
サラダを初めて、最後まで食べきりました
最近のサラダでいちばん記憶に残るものを聞かれたら、迷わずこのニース風サラダを挙げます。 見た目も見事なのに、素材と味もすばらしい。サラダを初めて、最後まで食べきりました。 いつも残していた私がそうしたのですから、特別な一皿でした。
ニース風サラダ(Salad Niçoise)は、フランスのニースを代表するサラダです。ここでは中央へマグロを高く盛り、ウズラの卵と葉野菜を囲ませています。両側の薄いラディッシュが、色と形のアクセントです。
メニューの材料はマグロ、オリーブ、ウズラの卵、野菜、バルサミコドレッシングです。食べたときは何のドレッシングかわかりませんでしたが、おいしくて、後からメニューも調べ直しました。
大きな葉の間の野菜にもドレッシングが絡み、マグロと一緒に食べました。次もこのサラダを注文します。 鴨の付け合わせとしてだけ覚えるには惜しい。これを食べに戻ってもいいと思いました。
Bistrot De La Mer
私の中では、北京ダックを超えた鴨です
メインは鴨もも肉のコンフィ(Confit Duck Leg)です。鴨料理なら北京ダックが先に浮かぶ私も、これを食べて考えが変わりました。北京ダックより好きだと感じた鴨は、たぶん初めてです。
今写真を見ても、素手で持って大きくかぶりつきたくなります。 茶色い皮の下に厚い肉が見え、横には野菜とオレンジ。皿が来たときの期待まで、写真からよみがえります。
食べると肉が、本当に、本当に柔らかいです。 別添えのソースを合わせても味が強くなりすぎず、いっそう上品に感じました。あの柔らかさと味は、今も記憶に残ります。
コンフィは、肉を脂の中でゆっくり火入れするフランスの調理法です。メニューの付け合わせは赤キャベツのブレゼとオレンジ風味のアンディーブ。アンディーブは葉野菜の一種で、実際の皿には緑の野菜と薄切りのオレンジも添えられていました。
また来たら、この鴨は必ず注文します。 この夜の料理でひとつだけもう一度食べられるなら、私は鴨を選びます。
Bistrot De La Mer
最後はクレープシュゼットをいただきました
デザートはクレープシュゼット(Crêpes Suzette)です。薄いクレープにオレンジソースを添え、中央にアイスクリームをのせています。メニューにはオレンジバターソースとGrand Marnier(グラン マルニエ)。グラン マルニエは、コニャックとビターオレンジのリキュールをブレンドした製品です。
デザートまですっきりとおいしかったです。 牡蠣、サラダ、鴨に続く夕食をアイスクリームとオレンジソースで締めくくり、出てきた料理に残念な点は見つかりませんでした。
最後の小さな貝殻形の焼き菓子も、おいしくいただきました。ドリンクと食前パンからデザートまで、料理にもサービスにも満足した夜です。
Bistrot De La Mer
予約時に参考になる価格
公式販売のDîner Fantastiqueは、1人1,900バーツ++で3品のコースディナーとノンアルコールドリンク1杯を含みます。サービス料10%を加えた後に税7%を適用すると、1人2,236.30バーツ。公式利用時間は毎日17:00–22:00です。
訪問時も、入口とテーブルに同じ名前・1,900バーツ++の案内がありました。前菜、メイン、デザートからそれぞれ選ぶ方式です。
個別に注文するときの参考に、アラカルト価格もまとめました。以下にはサービス料と税金が別途加わります。
| メニュー | メニュー表記価格 |
|---|---|
| 牡蠣6個 | 950バーツ++ |
| ニース風サラダ | 450バーツ++ |
| 鴨もも肉のコンフィ | 750バーツ++ |
| クレープシュゼット | 390バーツ++ |
2026年9月27日に確認した公式資料に基づきます。セットの牡蠣の前菜は3個で、表のアラカルト6個とは異なります。
Bistrot De La Mer
私がミシュランの評価員なら、とっくに2つ星をつけています
Bistrot De La Merは、2026年ミシュランガイド・タイの公式星つき店一覧に入っていません。 その事実とは別に、食べた私はこう言いたいです。
「私がミシュランの評価チームにいたら、この店にはとっくに2つ星をつけていたでしょう。」
星がつく前に、訪れておくことを勧めます。近いうちに予約が取りにくい店になるのでは、と私は思っています。 看板と食卓からサービス、牡蠣、サラダ、鴨、デザートまでよかったです。何より、生牡蠣が食べられなかった私の好みまで変えてしまいました。
ホテルに泊まらない旅でも、この夕食を食べに戻ります
必ずまた訪れます。 このホテルに泊まらない旅でも、夕食の1回はここへ来たいです。次に食べるものも決まっています。牡蠣、ニース風サラダ、鴨もも肉のコンフィです。
シンドーン ケンピンスキーへ行くなら、Bistrot De La Merのディナーも予約してください。 看板から好きになった店で、苦手だった生牡蠣まで食べられるようになるとは思いませんでした。
Flourishのディナー
Flourish — このカレーを食べに、また来ます
朝食のレストランは夜になるとさらに居心地がよく、シェフおすすめのタイ料理は器を空にするほどおいしかったです
器を空にした、和牛ランプのレッドカレー
この店でひとつだけ注文するなら、和牛ランプのレッドカレーを選びます。 もともとカレーは好きですが、これは器をすっかりさらえるほど好みでした。今もまた食べたいです。
正式なメニュー名はSlow-Cooked Wagyu Beef Rump with Red Curry Sauce and Pickled Shallots。和牛のランプをゆっくり火入れし、レッドカレーソースとシャロットのピクルスを添えます。大きな肉の上に薄いライムを立て、周りにシャロットを置き、見た目もきれいです。
私には辛くなく、肉は本当に柔らかかったです。 ご飯は白と黄色の2種類でした。正直、両方の違いはあまり感じませんでした。カレーがおいしすぎて、ご飯と一緒に食べるほうへ集中していました。
最初は取り皿に分けていましたが、最後はカレーの器へご飯を入れました。ソースがあるのに、そのまま終わりたくありません。どれほど気に入ったかは、食べ終えた器を見ればわかります。 ソースまで食べきって、次も必ずこのカレーを頼もうと思いました。
Flourishのディナー
朝に来たレストランですが、夜はさらに好きでした
このカレーを食べたのは、朝食でも訪れたフローリッシュ(Flourish)です。夜に戻ると窓の外が暗くなり、テーブルの小さな明かりが際立って、より落ち着く空間になっていました。明るい朝を知っているので、違いもよくわかります。
緑の植物、木、明るいテーブル、丸い照明は同じでも、夜は感じが変わります。天井だけでなく、食卓の近くにも小さな明かりを添えています。このホテルは夜に歩くと、照明が本当にうまいと実感します。
朝に快適に食事できた場所なので、夜はどんな姿か気になっていましたが、私はこの時間がより好きでした。誰と来ても気負わず座り、夕食を楽しめそうな雰囲気です。
Flourishのディナー
座ると、まず皿に目が行きます
丸く編んだマットに緑がかった皿、その上に白いナプキンを畳んでいます。フォークとスプーンは小さなレストへ。近づくと皿の中央と縁の色がほのかに違い、小鉢も同じ淡い緑でそろえています。
緑の器に小さな花瓶とキャンドルが加わると、テーブルはいっそう温かな雰囲気です。布のナプキンとは別に、ホテルロゴ入りの紙ナプキンも用意しています。座ると、まずこうした小物に目が留まります。
このホテルは、どこへ行ってもタオルを用意してくれるのが本当にいいです。 Bistrot De La Merでは個包装でしたが、Flourishでは濃い色の筒の蓋を開けると、白いタオルが入っています。袋で受け取るのも、容器の蓋を開けるのも、両方気に入りました。
水はVittel(ヴィッテル)のガラス瓶。ラベルにフランス産天然ミネラルウォーターとある製品です。コースターもよく見ました。ひとつは編んだ素材、もうひとつはホテルの木の模様を入れた丸いもの。同じテーブルの小さな道具でも、素材と柄を変えています。
Flourishのディナー
シェフ本人のおすすめで、料理がさらに楽しみになりました
女性シェフがテーブルへ来て、メニューを勧めてくれました。ただならぬ存在感でした。 ご本人から勧められると、どんな料理が来るのか、ますます楽しみになりました。
花を飾ったドリンクも届きました。氷入りの背の高いグラスに赤と紫の花がのり、ガラス越しに黄色い果肉と小さな粒が見えます。近くで見てもきれいな1杯です。
花がきれいなだけでなく、ドリンクもとてもおいしかったです。 このホテルは、料理を待つ間の1杯から期待を裏切りません。
サーモンのサラダなのに、包む葉が忘れられません
タイハーブとタマリンドドレッシングのサーモンサラダ(Salmon Salad with Thai Herbs and Tamarind Dressing)です。公式メニューのタイ語名はเมี่ยงปลาแซลมอน、サーモンのミアン。この日はサーモンと付け合わせを葉にのせ、包んで食べました。
サーモンに白いトッピングと乾燥唐辛子をのせ、大きな葉と細切りの付け合わせを添えています。サーモンと付け合わせの味もよく合いましたが、特に記憶に残ったのは包む葉です。
驚くほど柔らかな葉でした。 初めて食べる葉で、これまで包んで食べた野菜の中でも、いちばん柔らかかったのではと思うほど。サーモンと薬味を少しずつのせて折ると、一緒にひと口で食べられます。サーモンサラダの話で、葉から思い出すとは思いませんでした。
Flourishのディナー
初めての魚のカレームースもよかったです
こちらはSteamed Curry Fish Mousse with Crab Meat、魚のカレームースを蒸し、カニ身を添えた料理です。カニの甲羅にオレンジ色のムースを入れ、白いトッピング、細く切ったハーブ、赤い唐辛子をのせています。1皿に甲羅を3つ並べて出してくれました。
ひとさじ食べると、口の中がカニと魚で満たされました。 初めてなので味を想像しづらかったのですが、ムースにした魚とカニを一緒に食べること自体が、新しい体験でした。
珍しいというだけで終わりません。食べるほど私の好みにも合いました。料理だけで点数をつけるなら、私の基準では満点に近いです。
Flourishのディナー
デザートが美しすぎて、食べるのが惜しいほどでした
食後にメニューを見ると、タイのデザートからパンナコッタ、アイスクリームまであります。一緒に頼む飲み物には、Lavazza(ラバッツァ)のコーヒーとDilmah(ディルマ)のお茶も載っています。
この日のベリーの皿は、美しくて食べるのが惜しいほどでした。白いデザートの周りにイチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、上には薄い花形の飾り。小さなミントも加わり、皿の中央に花を咲かせたようです。
惜しいと思いながら、イチゴと白いデザートを一緒にすくいました。見た目と同じくらい味もよいので、さらに満足です。デザートにも満点をつけたかったです。
こうした粒が苦手な私も、おいしく食べました
もうひとつはバタフライピーのサゴとココナッツパンナコッタ(Sago Butterfly Pea with Coconut Panna Cotta)です。透明なグラスに白い層と青いサゴの粒を重ね、横から見てもきれい。白いソースは小さなグラスで別添えでした。
青い粒が気になり、メニューを読みました。サゴ(Sago)はデザートに使う小さなデンプンの粒、バタフライピーは料理や飲み物を青く色づける花です。
パンナコッタは一般にクリームと砂糖を温め、ゼラチンで固めて冷たく食べるイタリアのデザートです。Flourishではココナッツ入りと紹介しています。グラスの青い粒がサゴ、白い部分がココナッツパンナコッタです。
もともと、こうした小さな粒の入るデザートはあまり好みません。でもこれは噛んだときの食感がよく、ココナッツの香りも心地よかったです。 初めての葉、魚のムース、普段なら選ばないデザートまで、新しい料理を味わう楽しさがある夜でした。
Flourishのディナー
おいしかった3品は、すべてシェフのシグネチャーでした
メニューにChef Chatsorn’s Signature Dishesというページがあります。この日食べたサーモンサラダ、カニ身を添えた魚のカレームース、和牛ランプのレッドカレーが並んでいました。夕食の3品すべてが、シェフの看板料理だったのです。
Chatsorn PratoommaシェフはExecutive Sous Chefを務めています。公式プロフィールは、スイスでタイ料理を紹介した経歴と、タイのハーブや香辛料、伝統技法を大切にする料理観を紹介しています。2023年7月にはベルリンのHotel Adlon KempinskiのBrasserie Quarréへ招かれ、タイ料理を披露しました。
テーブルにはWellness Delightsという別のメニューもありました。夕食時には、朝食で見なかった料理にも目を通せました。Flourishを朝食の店とだけ考えて通り過ぎるのは、惜しいです。
次に食べるものは、もう決まっています
現地で撮影したアラカルト価格は、サーモンサラダ490バーツ++、魚のカレームースとカニ身740バーツ++、和牛ランプのレッドカレー920バーツ++、バタフライピーのサゴとココナッツパンナコッタ230バーツ++です。++はサービス料10%と政府税7%が別途という意味です。
予約時には、利用日のメニューと価格を確認してください。
料理の間隔はちょうどよく、サービスもよかったです。このホテルのスタッフは、本当に仕事がうまい。 レストランが変わっても、その点は共通でした。朝よりも温かな雰囲気の中、初めてのタイ料理を楽しみ、デザートまで満足して終えました。
また来たら、カレーは必ず注文します。本当に、また食べたいです。
Ki Izakaya
日本の雰囲気を、ひと味違う形で表しています
日本らしさを新しく表現した空間で、ウナギのロールと串の盛り合わせから、ドリンクとデザートまで楽しみました
キ・イザカヤ(Ki Izakaya)に入ると、まず「和食店はこうあるもの」という私の思い込みが崩れました。日本らしさは確かにあるのに、よく想像する和食店とは違います。なじみのある雰囲気を、こうも違う形にしたことに高い点をつけたいです。
中央の長い木のテーブルに大きな四角い照明を連ね、オレンジ色の椅子を並べています。同じ空間に窓際の小さな食卓と、黄色い背もたれのブースもあります。昼の光が入るとさらにくつろげ、次もランチに来たいと思いました。
Ki Izakayaはホテル9階の日本料理店です。ホテルは大阪の法善寺横丁(Hozenji Yokocho)と東京の新宿ゴールデン街(Shinjuku Golden Gai)の路地の居酒屋に着想を得たと紹介しています。小皿料理や一品料理を出し、ハイボール、ウイスキー、日本酒、生ビールもそろえています。
オレンジの看板の下には、波の絵を描いた布が掛かっています。木の扉には縦に筋のあるガラスを入れ、Kiの名前の木札を付けています。横の丸い照明や小さな飾りまで日本的ですが、私にはずっと自由で気楽な空間に感じられました。
Ki Izakaya
座席にもおしぼりにも、店の個性がありました
ホテルの飲食施設案内によると、全60席で、中央の長いテーブルには20人が座れます。 皆で並ぶ長い席も、窓際の小さなテーブルやブースもあり、一緒に来る人に合わせて選べます。
私は黄色い背もたれとオレンジのクッションのあるブースに座りました。テーブルが大きく、料理を何皿も置いても余裕があります。隣席は空いていました。焼き物のにおいや騒音が気になることもありませんでした。
黒と金色の模様の天板を木で囲み、ブース上には日本の酒瓶を並べています。瓶ごとに文字も色も異なり、装飾のようです。予約席の表示には、小さな猫を使っていました。
おしぼりの用意もKiらしかったです。黒い小皿の白く丸い圧縮タオルに水を注ぐと、広がります。ほかの場所のタオルもよかったのですが、ここではこの出し方まで日本らしく感じました。 ホテル全体がタオルに気を配りながら、店ごとに違う形で出すのが面白いと思いました。
Ki Izakaya
ドリンク3杯が、どうして全部おいしいのでしょう
本当に3杯ともおいしかったです。 ひとつくらい好みから外れてもよさそうなのに、全部好きで、かえって不思議でした。中でも選ぶなら、紫と白の層になった1杯です。
撮影したメニューで、3杯の名前も確認しました。紫がAmejisuto、パッションフルーツをのせたものがHimawari、イチゴを飾ったものがFuramingoです。素材を知ると、色や飾りを見るのもさらに楽しくなります。
最も気に入ったAmejisuto(アメジスト)は、ラベンダーシロップ、ココナッツ、エルダーフラワー、ライム、ソーダを使うとあります。下は紫、上は白の層になり、砕いた氷の上に薄い果物と小さな花。次に選ぶときも、私はこの紫のグラスにします。
黄色のHimawari(ヒマワリ)の素材は、ユズピューレ、パッションフルーツとユズのジュース、ローズシロップ。低いグラスに半分のパッションフルーツと長い緑の葉を添え、果物の中にも小さな花があります。1杯をここまで仕上げるのか、と感心する姿です。
赤いFuramingo(フラミンゴ)は、イチゴピューレ、ライチとキャラメルシロップ、ライムと案内しています。赤から淡いピンクへつながるグラスに氷を盛り、イチゴと花を加えています。3つなら紫を選びますが、残る2杯もおいしかったです。
Ki Izakaya
ウナギのロールは、ぜひ注文してください
名前はKI Devils Choiceです。公式メニューの素材はスパイシーツナ、ウナギ、アボカド、シラチャーマヨネーズ、クリスピーシャロット、ネギ。長い皿に1列で盛り、各切れに赤いトッピング、ソース、小さな葉をのせています。
食べて特によかったのは、ご飯が多すぎないことです。中の具も豊かでトッピングまであるのに、ご飯と一緒に食べるとばらばらになりません。全体のバランスが本当によかったです。
ひと切れ持ち上げると、ご飯がウナギとアボカドを包み、その上にトッピングが重なる構成が見えます。華やかな姿に負けず、味もよかったです。 ロールをひとつ選ぶなら、これを勧めます。
Ki Izakaya
小さな火鉢に集めた、6種類の串
ロールとともに勧めたいのは、串の盛り合わせです。丸い網にエビ、キノコ、肉、野菜の串を広げて出すので、選ぶところから楽しいです。素材が新鮮でよいと感じ、柔らかな肉と焼いた香りも好きでした。
メニュー名はChef’s Omakase Skewer Combo (6 Types)、シェフが選ぶ6種類です。ここでのおまかせは料理が順番に出てくるコースではなく、串の盛り合わせを指します。メニューには備長炭のグリルで焼き、小さな火鉢で出すとあります。
備長炭は日本の白炭の一種で、メニューのHibachiは小さな火鉢を指します。火鉢に丸い網をのせ、串ごとに違うトッピングを添えていました。
肉を巻いて焼いた串には細い緑の葉、ほかの肉には赤い新芽や細かな白いトッピング。特に好きだったのは豚肉の串です。 次も盛り合わせを頼めば、豚肉から選ぶと思います。
焼いたエビは胴と尾の形がはっきり見え、キノコは傘の内側に黄色いソースを盛っています。肉だけでなくエビやキノコも一緒に味わえるので、ロールに合わせるなら、この盛り合わせを勧めたいです。
Ki Izakaya
麺をあまり好まない私が、ひと鉢食べきりました
Mentaiko Soba(明太子そば)は、明太子を添えたそばです。公式メニューの素材はそば、辛く味つけした明太子、シソ、海苔、ソイ・オカカ。広い器の淡いピンクのソースに麺を盛り、細く切った葉、海苔、かつお節をのせています。
細い葉は、香りを添える葉野菜のシソです。Soy Okakaは醤油で味つけしたかつお節を指します。かつお節はカツオを加工・乾燥して薄く削ったもので、写真中央の薄い茶色のトッピングがそれです。
汁はとても濃く、コクがありました。 初めて食べるのにどこかなじみがあり、つい、もうひとさじと手が伸びました。普段は麺をあまり好まない私ですが、ロールと串の後でも、このひと鉢を最後まで食べきりました。
Ki Izakaya
小さな3つのデザートでは、抹茶マカロンがいちばんでした
プティフール(Petit Fours)は、ひと口サイズの小さな菓子やデザートです。Kiでは豆腐チーズケーキ、抹茶マカロン、ユズプラリネを1皿に。長い皿に3つを並べ、間に花を添えています。
チーズケーキの白、マカロンの緑、丸いプラリネが並ぶと、小皿も単調ではありません。間の花やプラリネの飾りまで、ひと口サイズにも手をかけています。
チーズケーキもプラリネもおいしかったですが、私の好みでは抹茶マカロンがいちばんでした。 ひとつ追加するなら、この緑のマカロンを選びます。
北海道ミルクプリンも、見逃すには惜しいです
もうひとつはHokkaido Milk Pudding、北海道ミルクプリンです。現地メニューではCocoa Fruit GranitaとLitchi、カカオ果肉のグラニータとライチを添えると案内しています。中央の白いプリンを、氷の粒、果物、小さな花が囲みます。
グラニータは、果物などを凍らせて粒状に仕上げる、シチリアのデザートです。ここで使うカカオ果肉は、カカオの実の中で種を包む部分です。カカオと聞くとチョコレートが浮かびますが、メニューのCocoa Fruitはこの果肉を指します。
白いプリンと周りの付け合わせを、一緒にすくって食べました。このプリンも、とてもおいしかったです。 プティフールで終えていたら逃すところだったと思うほど、最後までおいしくいただきました。
Ki Izakaya
3店からひとつ諦めろと言われても、選べません
見慣れない料理はスタッフが食べ方を親切に教え、次の皿までの間隔も快適でした。食べておいしく、見ても楽しく、スタッフの応対も心地よい。 皿やドリンクの飾りから店の雰囲気まで、長く覚えていそうなランチです。
今回食べたBistrot De La Mer、Flourish、Ki Izakayaの3店は、味なら私が保証します。 ひとつ諦めろと言われても選べません。それぞれ魅力は違うのに、満足度は3店とも完璧でした。
Kiにもまた来ます。私は特にランチとして勧めたいです。 昼の光が差し込むくつろいだ雰囲気の中で、料理を楽しめました。次も昼に来て、ウナギのロールと串の盛り合わせはまた注文します。
予約前に参考になる場所・時間・価格
Kiはホテル9階。公式のランチは毎日12:00–15:00、ディナーは17:00–00:00です。服装はスマートカジュアルで、いずれもバンコク現地時間です。
2026年9月27日に確認したオンラインのアラカルトは、KI Devils Choice 910バーツ++、6種の串盛り合わせ1,480バーツ++、Mentaiko Soba 410バーツ++です。訪問時に撮影したメニューは、プティフールと北海道ミルクプリンが各220バーツ++、ドリンク3種類が各280バーツ++でした。
++はサービス料10%と政府税7%が別途という意味です。予約時には、利用日のメニューと価格を確認してください。
ファイアフライ・バー
Firefly Bar — このホテルの夜は、ここで過ごしてください
ブラックの内装に惹かれ、ジャズを聴きながらおいしいドリンクを飲んでいたら、予定よりずっと長居していました
グラスの上に、大きなバブルがのってきます
赤いドリンクの上に、大きなバブルをのせた一杯が運ばれてきました。バブルをのせたドリンクを見たのは初めてです。 風で弾ける様子まで面白く、飲む前からしばらく見入ってしまいました。
このバブルのカクテルは、Gorgeous Lady in Red。公式メニューによると、Lady Trieuのジン、ハイビスカスを加えたTito’sのウォッカ、ザクロとシラーズワインのリダクション、サクラリキュール、シトラス、バブルを使っています。リダクションは液体を煮詰めて濃縮したもの、シトラスは柑橘類のことです。
近くで見ると、バブルの表面には周りの照明が映り込み、グラスの脚までねじれた形をしています。メニューに描かれた一杯が、そのまま目の前に現れたようです。飲む前からここまで記憶に残るカクテルは、そう多くありません。
ファイアフライ・バー
一冊のメニューに、ホタルの物語が詰まっています
ホテルが2026年2月に発表したメニューは、In Pursuit of the Firefly。ホタルの名前や生態、光、神話を、Etymology・Ecosystem・Luminescence・Mythologyの4章で表現しています。当時の紹介では、Beverage ManagerのDicky Hartonoが、ホタルの持つ意味と魅力を伝えるメニューだと説明しています。
ページを開くと、名前と材料の横に、グラスの色や形、飾りまで描いたイラストが添えられています。軽やかで果実味を中心とするものから、複雑でほろ苦いものまで、味の方向性も説明されています。名前だけでは選びにくくても、絵と説明を合わせて見れば、自分の飲みたい一杯を探しやすくなります。
私が飲んだバブルのカクテルは、光を扱うLuminescenceの章に載っていました。メニューで見た大きなバブルが、実際のグラスにもそのままのっていました。
ファイアフライ・バー
昼に見学し、夜に戻って長居しました
ファイアフライ・バー(Firefly Bar)には昼にも立ち寄り、写真を撮っています。夜に戻ってきてからは、思っていた以上に長く座っていました。 雰囲気もドリンクもよかったのですが、何よりスタッフの皆さんが本当に格好よかったのです。
ブラックでまとめた壁や家具の間に、模様の際立つカウンタートップと金色の棚が並びます。大理石をふんだんに使ったような室内に温かな光が重なり、上質な雰囲気をつくっています。館内のあちこちで照明を褒めてきましたが、Fireflyの夜を見ると、また同じことを言いたくなります。
昼に見て回ると、席ごとの雰囲気の違いもよくわかります。窓の下には長いソファと丸テーブルがあり、背の高い椅子や低いアームチェアも組み合わせていました。それぞれの席に小さな明かりが添えられ、どこに座ろうかと眺めるのも楽しい空間です。
2026年には、こんな評価も受けています
Fireflyはロビーフロアにあるジャズバーです。2026年には、バーのランキングやアワードでもその名前が挙がりました。
- Asia’s 50 Best Bars 2026の拡張リストで78位。 51–100位のリストに入っています。選出団体の発表
- Tatler Best 20 Bars Thailand 2026に選出。 TatlerのFirefly紹介
- 2026 Spirited AwardsのBest International Hotel Bar部門でTop 10候補に選出。 Tales of the Cocktail Foundationの発表
実際に訪れたあとで、こうしたリストにもFireflyの名前を見つけるとうれしくなります。私が思い出すのは、居心地のよいカウンターとおいしいドリンク、そして格好よく働いていたスタッフの姿です。つい長居してしまったのにも、ちゃんと理由がありました。
ファイアフライ・バー
バーテンダーの目の前に座る楽しさ
夜に私が選んだのは、バーテンダーのすぐ前のカウンター席です。座り心地がよく、隣のお客さんとの間隔にも余裕がありました。ドリンクをつくる様子を目の前で見られる席です。
正面には、ボトルがずらりと並ぶバックバーが広がります。マッカランなどのウイスキーだけでなく、Four PillarsやHendrick’sのジン、BacardiやPlantationのラム、Don JulioやCenoteのテキーラも見えます。高い棚からバーテンダーの手が届く下段まで、幅広いお酒が揃っていました。
カウンターからはシェイカーや、小さな計量カップのジガー、バーテンダーの作業スペースまで間近に見えます。出来上がったグラスを受け取るだけの席とは、違う楽しさがあります。ここのスタッフは本当に格好よかったです。 丁寧な接客はもちろん、仕事をする姿そのものが印象に残りました。
ジャズを聴きながら、会話も楽しめました
音楽が会話を邪魔することはありませんでした。 私の好みなら、もう少し音量が大きくてもよかったのですが、話しながら聴くにはちょうどよいバランスです。ライブのあるバーの雰囲気を味わいながら、一緒に来た人とも気兼ねなく話せました。
演奏スペースは客席のすぐ近くです。昼にはピアノやマイク、ドラムをじっくり撮影しておきましたが、夜に戻ると、その場所で演奏が始まっていました。同じ空間でも、実際に音楽が流れていると雰囲気が変わります。
公式の演奏時間は、日–木曜20:00–23:00、金–土曜20:00–00:00です。ロビーラウンジのピアノ演奏とは別の、Fireflyのジャズの予定です。演奏を目当てに訪れるなら、この時間を参考にしてください。
ファイアフライ・バー
もう一度飲むなら、私はこのオレンジ色の一杯です
この日はおすすめを聞き、カクテルとモクテルを織り交ぜて飲みました。 モクテルは、アルコールを使わないミックスドリンクです。アルコールの強さを変えてもらうことはせず、おすすめされたものをそのままいただきました。
ドリンクを待つ間、カウンターの上も眺めました。細かな格子模様のウォーターグラスの隣には、黒いお皿が置かれています。濃い色の天板によく合い、食器までバーの雰囲気に溶け込んでいました。
再訪したら、このオレンジ色のドリンクをもう一度頼みたいです。 広いグラスに注いだオレンジ色のドリンクに白い層を重ね、中央には赤い花を飾っています。色の対比が鮮やかで、今も写真を見ればすぐに思い出せます。
この一杯だけでなく、この日飲んだものは一つひとつがおいしかったです。よい材料を使っていると感じましたし、見た目もそれぞれ違うので、次のグラスを見る楽しさもありました。どのドリンクも芸術品でしたと言いたくなります。
星を飾った一杯も、長い葉を添えた一杯もよかったです
Look at the Starsは細長いグラスで供され、縁には乾燥させた星形のフルーツが飾られています。公式のイラストと同じグラスの形、スターフルーツの飾りが、実物にも見られます。バブルのカクテルとは、まったく違う姿です。
材料も異なります。メニューには、シャンパン、Tequila Ocho Plata、Peddlers Gin、スターフルーツ、Paragon White Penja Pepperの組み合わせとあります。シャンパンにテキーラとジンを合わせ、断面が星形になるスターフルーツとホワイト・ペンジャ・ペッパーを加えたカクテルです。
背の低いグラスに入った淡い色のドリンクには、長い緑の葉と小さなオレンジ色の花が添えられていました。葉をグラスの内側まで差し込み、立体的な飾りにしています。先ほどのバブルや星形のフルーツとはまた違う見た目で、こちらもおいしくいただきました。
ファイアフライ・バー
ナッツをおかわりし、ソーセージまで食べました
ドリンクの話だけで終わるわけにはいきません。ナッツが本当においしくて、おかわりまでしました。 3つに仕切られた器の中央にナッツ、左右には色も形も異なるチップスが入っています。別のお皿で出てきたチップスもよかったです。
グラスに気を取られて、隣の小さな器を見逃すのはもったいないです。ナッツとチップスも、ぜひ食べてみてください。 こうした小さなおつまみまでおいしいと、ますます席を離れにくくなります。
スタッフのおすすめで、Currywurst & Pommesも食べました。カリーヴルストはカレーソースを添えたドイツのソーセージ料理で、Pommesはフライドポテトです。公式メニューでも、ドイツのストリートフード風のソーセージにカレーソースとフライドポテトを合わせた料理と説明しています。
厚みのあるソーセージに、大満足でした。 レストランで夕食を済ませていたのに、バーでおすすめされたこの料理まで、おいしく食べてしまいました。
ファイアフライ・バー
Fireflyの隣に続くシガーラウンジ
Fireflyを通って入る別のスペースは、La Casa del Habano @ Sindhorn Kempinski(ラ・カーサ・デル・ハバノ)です。運営会社のPacific Cigarは、この店舗をホテルのロビーフロアにあると案内しています。
私はシガーを吸わないので、中を見学し、撮影しただけです。 二つの空間は似た雰囲気に感じましたし、見て回っている間、シガーのにおいも特に気になりませんでした。最初に目に入ったのは、緑のキャビネットと茶色いレザーの椅子、黒い天板、金色の照明です。
内装は似ていても、ボトルをよく見ると違いがあります。メインのFireflyの写真には、ジン、ラム、テキーラ、メスカル、ウイスキーが幅広く写っています。一方、こちらで特に目を引くのは、SMWS、Signatory Vintage、Samaroliといった独立系ボトラーや、Compass Boxを集めた陳列です。
蒸留所とボトラーの名前が、両方書かれている理由
写真のボトルに蒸留所と別の会社の名前が併記されているのは、インディペンデント・ボトリング(独立瓶詰め)という仕組みのためです。複数の蒸留所から原酒や樽を選び、ボトラーの名前で製品を発売します。お酒を造った蒸留所と、製品として世に出す会社が別にあるわけです。どの樽を選び、どれだけ熟成させ、どのアルコール度数で瓶詰めするかによって、ボトルごとの個性が生まれます。
緑のボトルに白いラベルが並ぶSMWSの正式名称は、The Scotch Malt Whisky Societyです。公式のラベル解説では、蒸留所をコードで表すと説明しています。瓶の形や色が似ていても、ラベルのコードを読めば、どの蒸留所のお酒かを区別できます。
ラベルごとに絵柄や色が異なるSamaroliは、1968年にローマで始まった独立系ボトラーで、ウイスキーとラムを扱っています。Compass Boxは、ブレンディングを中心にスコッチウイスキーを造るブランドです。写真でもThe Peat Monster、Spice Tree、Flaming Heartという名前が読めます。
緑のキャビネットの上に並ぶSignatory Vintageのボトルを見ると、この仕組みがさらにわかりやすくなります。同じボトラー名の下に、Glen Spey、Glen Ord、Tullibardine、Auchroisk、Blair Atholと、異なる蒸留所の名前が記されています。Signatory Vintageは1988年創業の独立系ボトラーです。
中央の幅広い瓶には、Benrinnes、Aged 30 Years、Signatory Vintage、つまりベンリネス30年、Signatory Vintageによる瓶詰めとあります。Benrinnesが蒸留所、Signatory Vintageがボトラーで、熟成年数も同じラベルに記されています。メインバーにもさまざまなウイスキーがあり、こちらにもほかのお酒がありますが、撮影したボトルの並びを比較すると、それぞれの場所で力を入れているお酒の違いが見えてきます。
ガラスケースのSIGLOは、アクセサリーのブランドです
お酒の棚の隣には、ケースやトレー、小物を収めたガラスケースがあります。中央に見えるSIGLOは、アクセサリーのブランドです。Pacific Cigarは、2003年に香港で誕生したブランドだと紹介しています。
木製ケースや色の付いたトレー、小さなアクセサリーが種類ごとに並んでいました。このスペースでは、お酒だけでなく、ガラスケースの中の小物も見て回り、撮影しました。
ファイアフライ・バー
次に来ても、カウンターを選びます
このホテルに来たなら、Fireflyの夜はぜひ体験してほしいです。 好みのブラックの内装に囲まれ、ジャズを聴きながら飲む時間がとてもよかったです。グラスごとに色も飾りも違い、眺める楽しさまでありました。カウンターの座り心地もよく、スタッフについてもよい記憶ばかりが残っています。
再訪したら、またバーテンダーの目の前に座ります。演奏を聴きながら、写真のオレンジ色の一杯をもう一度飲みたいです。どれもおいしかったのに、もう一度飲みたい一杯は、こんなにはっきり記憶に残るのですね。
昼に写真を撮っただけで終わらせなくて、本当によかったです。Fireflyは、居心地のよい席に座り、ドリンクと演奏を楽しんでこそ、そのよさを味わえました。このホテルで夜の予定を空けるなら、私はここで過ごします。
訪問前に、営業時間と演奏時間を確認してください
Fireflyはロビーフロアにあり、公式案内では80席、営業時間は毎日17:00–01:00です。ジャズの演奏は、日–木曜20:00–23:00、金–土曜20:00–00:00。入店は20歳以上で、有効な身分証明書が必要です。ドレスコードはスマートカジュアルで、ホテルは整った服装と適切な靴での来店を案内しています。時間はすべてバンコク現地時間です。
隣のLa Casa del Habanoは、運営会社の案内では毎日12:00–00:00の営業です。同じフロアでつながっていても、営業時間は異なります。
2026年9月27日に確認した公式メニューでは、Gorgeous Lady in Redが520バーツ++、Look at the Starsが1,300バーツ++、Currywurst & Pommesが260バーツ++でした。++は、サービス料10%と政府税7%が別途加算されることを意味します。
贈り物と最後の挨拶
帰る日にも、こんな贈り物を用意してくれました
チェックアウトでいただいた赤いラゲージタグは、今も大切にしています。最後に挨拶してくれたスタッフの笑顔も忘れられません。
チェックアウトは1階のロビーで行いました。出発まで気持ちよく案内してもらい、スタッフから赤いラゲージタグも手渡されました。これまでホテルでいただいた贈り物の中でも、特に気に入っています。
ショッピングバッグも箱も、中のタグも赤で統一されています。バッグにはKempinski、箱にはシンドーン ケンピンスキーの名前と木のロゴが入っています。贈り物そのものだけでなく、包装や仕上げまで好みでした。 箱もバッグも、捨てるには惜しい出来です。
ラゲージタグは、スーツケースやバッグにつけて自分の荷物を見分けやすくする目印です。ホテル名と木のロゴが型押しされ、縁は細かく縫われています。ストラップも同じ赤。手に取ると柔らかな手触りで、小さなロゴや仕上げまで気に入りました。
バッグにつけてみたい気持ちもありますが、今はまだ、使うのがもったいなく感じます。いつかは使うつもりですが、今は箱とショッピングバッグも一緒に、旅の記念として大切にしています。
贈り物と最後の挨拶
小さなハーバルインヘラーも、まだ開けていません
もう一つ、大切にしている贈り物がHerbal Inhaler · Original Scentです。ハーブの香りを嗅ぐための小さなインヘラーで、容器にホテルのロゴが入っています。
青緑色のラベルの下には、Sindhorn Kempinski Hotel × Herbpinessのコラボレーションと記されています。小さな容器にも、共同で手がけたブランドの名前が添えられていました。
こちらも、まだ開封していません。 いただいたときのまま、残しておきたくなりました。二つの贈り物を見ると、ホテルを出発したときのことも思い出します。
贈り物と最後の挨拶
私がホテルを開くなら、スタッフをここへ送りたいです
贈り物もうれしかったですが、それ以上に心に残っているのは、最後に挨拶してくれたスタッフです。到着して車のドアを開けてもらった瞬間から、帰る日のお見送りまで、ずっと温かく迎えてもらいました。あの笑顔に、近いうちにまた会いに行きたいです。
私にとって、このホテルはサービスの頂点と言いたくなる存在です。自分でホテルを開くなら、スタッフに「一度ここに泊まってきてほしい」と伝えます。施設の案内を受けるときも、レストランで注文するときも、誰に声をかけても安心できました。
ホテルには色気があり、食べたものはすべておいしかったです。それでも、最も素晴らしかったものを一つ選ぶなら、スタッフです。本当に、最高の人たちを一か所に集めたようなホテルでした。
帰ってからも、何度も思い出します。建物がどれほど素敵でも、料理がどれほどおいしくても、それだけでここまで長く心に残ったでしょうか。結局、私が接したスタッフ一人ひとりの存在が大きかったのだと思います。
もしホテルの皆さんがこの記事を読んでくださるなら、ぜひ伝えたいです。温かく迎え、最後まで心を配ってくださって、ありがとうございました。皆さんのおかげで、本当によい時間を過ごせました。 またお会いして、直接ご挨拶できる日を楽しみにしています。
気になった二つのこと
期待以上、のひと言では足りません
気になったのはエレベーターの遅さと、リビングや浴室で音楽を楽しみにくかったこと。それ以外は、私にとってすべてが完璧でした。
ここまでよいとは思っていませんでした。初日は大きなアーチとブラックの内装に惹かれ、夜は客室の小さな照明をつけて、ゆっくり休みました。洗練され、色気もあるホテルに、心地よい温もりまであるのです。 95㎡のスイートでは、眠る場所、くつろぐ場所、仕事をする場所を分けて使えました。少しだけ歩くつもりだった庭でも、思いがけず長い時間を過ごしました。
夜のプールから眺めたバンコクも、Fireflyでジャズとドリンクを楽しんだ時間もよかったです。ハマムは、また受けられると思うだけで楽しみになります。レストランも、Bistrot De La Mer、Flourish、Ki Izakayaから一つだけと言われても、選べません。 料理も雰囲気もそれぞれに魅力があり、次も3店すべてに行きたいです。
それでも、最後まで欠点は探しました
かなり苦労して探しましたが、このホテルにも二つ、気になった点があります。 よい思い出がどれほど多くても、滞在中に惜しいと感じたことは残しておきます。
1. 人が少なくても遅いエレベーター
私には、エレベーターがとにかく遅く感じられました。人が少ないときも同じです。 自分が辛抱強いほうではないことはわかっていますが、それを差し引いても、もどかしかったです。これまで泊まったホテルの中でも、特に遅い部類として記憶に残っています。
客室とレストラン、プールやスパを行き来するたびに使うので、なおさら気になりました。このホテルで最初に改善してほしいところを一つ挙げるなら、私はエレベーターを選びます。
2. リビングや浴室でも、音楽を楽しみたかったです
スイートのリビングも寝室も浴室もよく使ったからこそ、音楽を聴ける場所が限られるのは惜しかったです。寝室で聴いていた音楽を、ほかの場所でも続けて楽しみたかったのです。ソファに横になっているときも、バスタブに浸かっているときも、音楽があればと思いました。
持ち運べるBluetoothスピーカーを用意するか、リビングと浴室にもスピーカーを置いてくれたらうれしいです。広い客室で、それぞれの場所に過ごす楽しさがあるだけに、音楽も自由に聴けると、さらに満足できそうです。
気になる点があっても、また泊まりたいです
探しに探しても、欠点はこの二つだけでした。それ以外は、私にとってすべてが完璧だったホテルです。 実際に眠り、食べ、運動し、くつろいだうえでの評価です。
再訪したい一番の理由は、やはりスタッフの皆さんです。よい客室で休み、おいしい食事を楽しむ時間を、皆さんがさらに快適で楽しいものにしてくれました。最高の人たちを一か所に集めたようなホテルだったという思いは、帰ってからも変わりません。
またあのスイートでくつろぎ、気に入った料理を食べたいです。そして、最後まで温かく見送ってくれたスタッフの皆さんに、もう一度ご挨拶しに行きたいです。
本文の写真は、すべて今回の滞在中に撮影しました。
長く心に残るよさ
- ぐっすり眠り、くつろぎ、仕事もできた広いスイート
- 一つに絞れないほど、どこも再訪したい3つのレストラン
- 少し歩くつもりが1時間ほど過ごした庭と、夜が特によかったプール
- 到着から最後の挨拶まで、心地よく過ごさせてくれたスタッフ
最後まで探して見つけた、二つの欠点
- 人が少なくても遅く感じられたエレベーター
- リビングや浴室で音楽を楽しむには物足りなかったスピーカー設備
よくある質問
予約前に知っておきたいこと
どの客室に泊まりましたか?
606号室のExecutive Suite Kingに2泊しました。公式面積95㎡にリビング、寝室、ドレッシングルーム、バルコニーが分かれており、実際に広々と使えました。併せて紹介している通常タイプのツインと2ベッドルームの客室は、追加で見学した部屋です。
基本カテゴリーの客室も広いですか?
基本カテゴリーのGrand Deluxeから、公式面積は66㎡あります。見学したツイン客室も、2台のベッドと家具の間を余裕を持って移動できました。カテゴリーごとの面積や設備は、本文の比較表にまとめています。
朝食はFlourishとラウンジ、どちらを選びますか?
どちらもよかったですが、私は次回も19階のExecutive Loungeを選びます。バンコクを眺めながら席で注文できるのが好みでした。ラウンジはクラブ特典のある宿泊者向けです。朝食付きプランでもラウンジ利用が含まれるとは限らないので、予約時に別途確認してください。
プールではしっかり泳げますか?
私は朝と夜、実際に往復して泳ぎました。9階にあり、公式サイズは25×7m、撮影した管理ボードに記された水深は1.20mでした。昼もよいですが、夜に泳ぎながら眺めるバンコクの夜景は、特におすすめしたいです。
ハマムは受ける価値がありますか?
ぜひおすすめします。温かな石のベッドに横たわり、ブラックソープ、角質ケア、オイルでのお手入れを受けました。空間は上質で、セラピストの施術も心地よく、眠ってしまいそうでした。再訪しても必ず受けたいです。プログラムごとの時間や内容は、本文に掲載したスパメニューで確認できます。
再訪したら、どのレストランで何を食べますか?
Bistrot De La Mer、Flourish、Ki Izakayaの3店とも、また行きたいです。Bistrotの牡蠣、ニース風サラダ、鴨のコンフィ、Flourishの和牛カレー、Kiのうなぎロールと串焼きの盛り合わせは、特にもう一度注文したい料理です。
夜はどこで過ごすのがおすすめですか?
私はFirefly Barのカウンターで、おすすめされたドリンクとジャズを楽しみ、予定より長居していました。公式の演奏時間は日–木曜20:00–23:00、金–土曜20:00–00:00で、入店は20歳以上です。訪問時の営業案内を確認してからお出かけください。
そこまでよくても、不満はありましたか?
ありました。人が少なくても遅いエレベーターと、リビングや浴室でも音楽を楽しめたら、という点です。探しに探しても、私が挙げたのはこの二つだけでした。最終評価にも、そのまま反映しています。
次に予約するなら、こう過ごします
探しに探しても、欠点は二つでした。
9.8
SuiteVerdict評価ランク · SV Exceptional
ホテルには色気があり、どのレストランでもおいしく食事をしました。それでも、帰ってから一番よく思い出すのはスタッフの皆さんです。本当に、最高の人たちを一か所に集めたようなホテルでした。次もこのスイートでくつろぎ、3つのレストランを訪れたいです。最後に挨拶してくれた、あの皆さんの笑顔にも、ぜひまた会いたいと思います。
総合評価は9.8点です。人が少なくても遅いエレベーターと、リビングや浴室でも音楽を楽しみたかったという不満を反映しました。その二つを除けば、私にとっては完璧なホテルでした。
再訪するなら、リビングと寝室が分かれたスイートを予約し、ラウンジでの朝食が含まれるかも確認します。食事やプール、ハマムを慌てずに楽しめるよう、今回より時間に余裕を持って滞在したいです。
予約時には客室料金だけでなく、朝食、ラウンジ、スパの利用が含まれるか、キャンセル条件はどうかも確認してください。日程やプランで条件が変わるため、実際に使う特典まで含めて比較すると選びやすくなります。

9.8点と評価した理由
SV Exceptional
9.8点とした理由
- 2026年9月の2泊で、実際に宿泊し、食事をし、施設を利用しました。その体験と、自ら撮影した520枚の写真が評価の根拠です。
- エレベーターの遅さと客室のスピーカー設備への不満も反映しています。ホテルから提供された内容、実際に利用した施設、撮影のみ行った場所は、区別して明記しました。
今回の宿泊・取材で提供された内容
2026年9月18–20日、シンドーン ケンピンスキー ホテル バンコクの招待で2泊しました。予約カテゴリーはExecutive Suite King、実際に泊まったのは606号室です。
ホテルから客室と朝食の提供を受け、Bistrot De La Mer、Flourish、Ki Izakayaでの食事、Firefly Bar、ウェルネスの取材日程を用意していただきました。
追加の2室は見学で、シガーラウンジでは撮影のみ行いました。贈り物や招待プログラムは、通常の予約にも共通して含まれる特典を意味するものではありません。
写真はすべてMaro Choiが撮影した、SuiteVerdict所有の写真です。公式資料や製品ラベルで確認した情報には出典を添え、個人的な感想と区別しています。
編集方針







































































































































































































































































































































































































































































































































